隊長の屋外な日々

 

4月20日 エクストレモ企業研修


去年の秋だったか、縁あって、エクストレモのガベさんが企画した、とある会社のアドベンチャー企業研修のスタッフ(スイーパー?)のお手伝いの話しをいただいた。
というか、とれとれのMLにヒデピが人買いの情報流したのだが、面白そうなので混ぜてもらったしだい。
場所は大阪府能勢町。
それは2日間にもおよび、オリエンテーリング、マウンテンバイク、ナイトセクションまであるというけっこう本格的なモノ。
特に、ナイトのオリエンテーリングは、『え?こんなとこ、シロート(失礼)に夜に行かせて大丈夫ですか?』くらいに道も無い山の中だった。
(案の定、数チームが行方不明になったが、無事生還)
参加者の皆さんの意識も高く、こちらも色々と学ばせてもらう事も多くて、非常に興味深い体験だった。

で、先日、エクストレモのガベさんからメール。
また、この前と同じような企業研修のお仕事が入ったので手伝って欲しいとの事。
今回は人数も少ないようで、スタッフは、ガベさん、前回もご一緒したガベさんイベントのスタメンのリノちゃん、僕の3名で大丈夫らしい。

当日朝、能勢へ。
ガベさん達と合流し、ひとまず山にCPを付けに入る。
天気は雨。ガスもかかり、コンディション的にはなかなか厳しい。
今回のお客さん(?)は、奈良の医療法人さん。
全体を3チームに分け、各日を変えて各3日間、ガベさんのプログラムに挑む感じのようだ。
介護系のようなので、そこそこ体力はあると思われるが、エントラントの面々は、とりあえず現地に着くとBBQで昼食予定。(笑)
もしかしてビールも飲んでるかも・・・との事。
CPを着け終わり下山すると、BBQのまっただ中。
案の定、ビールを飲んでいる人もチラホラ。

ん???大丈夫なのか??

との疑問というか不安も募りつつ、しかしプログラムは進行する。
幹事らしき人が仕切ろうとするも、反応はすこぶる悪し。
ガベさんがブリーフィング前に『今日どんなことをするか理解できてる人!』と挙手を求めたが、誰一人手を挙げる人無し・・・。
しかしコチラとしてはもうヤルしかないのである。
ガベさんがブリーフィングしている中、僕とリノちゃんは、ひとまずCP1を目指し山に入った。

無線で状況連絡を受けながら選手を待つ。
CP1はチームチャレンジ。
4名で、割り箸を井桁のように組みまん中にゴムボールを乗せる。
で、その四端を各自両手で持ち指定されたポイントまで行って戻ってくるというモノだ。

しばらくして最初のチーム到着。
まだ標高200〜300メートルしか登ってないのだが、半分以上の選手?が『シンドイ!、ツライ!!、聞いてない!!!』を連発。
もう見てても普通にウザイ。(笑)
数チーム到着するまでCP1にいたが、もうまったく動けず、チームチャレンジもキャンセルする人まで出る始末。
う〜ん、普段一緒に遊んでいる皆様とは全く別人種なんだろうなぁというのはわからないでもないが、一般人ってココまで体力のない生き物なのか??
というか、この程度で根を上げていて、ちゃんと仕事がこなせるのだろうか?
どちらかというと、そっちの方まで心配になる。

2〜3チームが先に進んだところで、後追いに入る。
が、すぐに先頭に追いつく。
歩みは遅いが、このチームのペースを司っている関西のオバチャンは、まだまだしゃべる元気はあるようなので、『頑張って行きましょう!』と、せめて山頂までは・・・と頑張ってもらう。
幸い雨は上がってくれた。

山頂のCPへ。
僕はココで待機。
もっと奥にもポイントを設定していたのだが、その後到着したチームも、すべてココでUターン。
というか、このペースだと、もう帰らないと、確かにELである。(苦笑)

全チームを見届けて、誰も行かなかったポイントを回収に行く。
負荷不足だったので、ELの16時に間に合うようにガンガンに走ったのだが、ほぼ山の三分の二を降りた所でガベさんから連絡。
何と、一チームが、道を間違え(来た道を帰るだけだったのだが)まだ山の中にいるらしい。
分岐といえば一箇所しか無く、そこはガベさんのコントロールすべき場所だったのだが、最後尾のチームに付いていっているうちに、入れ違ってしまったようだ。
幸い、連絡は取れているようだが、まだ山頂のすぐ下との事。
しょうがないので、また引き返す。(いやぁ、結局今日は剣尾山に2.5回登りましたよ。)

ほどなく合流。
チームには、どう見てもタウンユースの革靴(モカシン)にバッグ斜めがけの女性も。
『いったいこの人達は、今回何をするつもりで来たんだろう?』
という疑問が湧かずにはいられない。
ので、聞いてみた。

するとどうやら、今回のイベント、毎年やっている慰安旅行のようなモノらしい。
最初に候補に上がっていたのが「ユニバーサルスタジオジャパン」、で、その次に上がっていたのが「ビール工場見学」だったらしいのだが、どこでどう間違ったのか、それが今回のガベさんのアドベンチャー企業研修になってしまったようだ。
そりゃ『聞いてないよ〜!!』と言いたくもなるわな。

ELを大幅にオーバーしたが無事ゴール。
もうすでに表彰式を終え帰るべき時間も近付いてはいるが、皆さん温泉に。
段取りをしている旅行会社のにーちゃんも半ば諦め顔だ。
さらに、さっと入って出てくるかと思いきや、皆さんかなりのガッツリ風呂。(笑)
時間も押し押しで、結局、チャーターバスの中で表彰式をし解散となった。

いやぁ、皆様お疲れさまでした、いろんな意味で。(笑)
しかしこの後、あと二回こんな感じでやるのか?できるのか??
そして僕はこの後、25日もお手伝いの予定。
ガベさんは『仕方ないので、山には登らないでもっと里の中にポイント付けましょう。』という感じらしいが、さてどうなりますか・・・。

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そして後日談。

25日の2日前だったか、ガベさんからメールがあった。
内容は、この企業研修の残りの二回がキャンセルになったようで、その連絡と謝罪だった。
理由は『聞いてない。体力的にキツ過ぎる。』だったようだ。
その後、その医療法人さんのHPからブログをチェックしてみたら、結局25日は、京都に行き、料亭ランチ&和菓子造り体験&嵐山観光だったようである。

まあ、営業を旅行会社に依託していると、こういう事もあるって事でしょうな。
今回は、お互い『不幸な出会い』だったという事でしょう。
せめて、今回の参加者の中から、一人でも『アドベンチャーレース』なんかに興味を持ってくれる人がいれば・・・

いや、無いか〜。

 

 

 

4月18日 鈴鹿トレラン下見


キタル4月30日(祝)に、鈴鹿の山々を縦走するトレランイベントがある。
主催は、ミツマタさんと、ラン&トレイル関西からナルさんとタイショウさん。
言い出しっぺはミツマタさんのようだが、詳細は不明。
僕は、ミツマタさん経由で、後追いスタッフをお願いされていたのだが、いつまでたっても詳細は不明。(笑)
そんな中『下見&試走をするから。』と、平日にスタッフに招集がかかった。
まあ、僕は段取りさえ付けばなんとかなる『平日の会』メンバーですので?、って感じだったが、この日は、なづきちゃんも有給取って参加可能だとの事。
サラリーマン時代、有給なんて親が死んでも取れるかどうかわからないような劣悪な会社に勤めていた僕としては、『こんな事で有給使っても大丈夫なんか??』と思ってしまうが、そこはどうやら有給の重みが違うらしい。(笑)
というワケで、火曜日晩に、なづきちゃんをピックアップ。
ミツマタ邸に前泊入りである。

テラスBBQの後、赤穂の造り酒屋で買った日本酒を一本空け、就寝。

翌朝、バッサリ遅刻。(笑)
ナルさんたいしょうさん、スタッフのライダー君にかなり迷惑な感じで、スタート地点に移動。
9時半から試走開始である。

まずは藤原岳へ登る。
天気は快晴。
藤原岳は鈴鹿山系でもメジャーな山なので、登山道は明瞭。
ハイスピードのなづきちゃんい引っ張られ、アッと言う間に山頂へ着いた。

が、ここからが大変だった。
まず道が無い。(笑)
いや、無いわけではないが、あっても踏み跡に毛が生えた程度。
テープは巻いてはあるが、そのテープがルートを示しているモノかどうかも不明だ。
実際、地図でのルートは尾根キープなのだが、テープは樹林帯の斜面を降りていた。
両方調査し、どうやら現在は樹林帯の中のテープ誘導がメインルートであるとい推測されたが、どちらも急斜面、落石多し。
とても走れたシロモノではない。
そんな状態で、せっかく稼いだ高度はどんどん下がっていく。
しかも、テープ誘導は地図で示されている尾根のルートからはどんどん外れていく。

いいのか?これでいいのか??(笑)

まあ、結局、もの凄く大きな巻き道になっていたのだが、巻き道もキャンバー大会で、なかなかの難ルートだった。
その後、尾根に復帰し、尾根ルート。
といっても、基本的に道は薄い。
途中には、『迷い尾根』という尾根まであり、まさに迷いやすい。(笑)
赤テープを巻きながら進むが、それだけで大丈夫なのか??

今日の試走は、スタート地点から最初のエイドまで、全体の五分の二くらいの行程。
丁度まん中くらいの峠で昼食を摂る。

軽く休憩して再出発。
徐々に道も明確な感じにはなりつつある。
時間的にも押し気味なので、ピッチを上げ、先を急ぐ。
途中、静ヶ岳に上がった稜線で、逆走してきたナルさんに合流。
フルーツの差し入れが有り難い。

ここからは、超快走ルート。
笹原をかっ飛ばして、竜ヶ岳まで。
山頂で360度の展望を楽しんで、一気に下山。
最初のエイドを設定している石榑峠で、今日の試走は終了した。

スタートからココまでの距離で、13〜4キロくらいか。
かかった時間は、なんと6時間。
テープを巻きながら、調査しながらとはいえ、六甲山でこの距離のトレランルートを設定したら、たぶん軽く2〜3時間で走れる距離だが・・・。
ちなみに、今回のコース、トータルで32キロ。
ナルさん情報では、今回のフルコースをハセツネでそこそこの成績を出した事のある『走れる人』が走って10時間台だったとか。
ちなみに関西で有名な『東山36峰(30キロ)』というトレランの大会では、だいたい普通のランナーで4時間前後。
いやぁ〜過酷な大会になりそうである。(苦笑)

風呂に入り、カレーうどんでシメ。
いやぁ〜皆さん、お疲れ様でした〜。

 

 

 

4月16日 赤穂花見取材ライド


自転車人の花見ライド特集取材、どうやら編集者のハラさんは、二箇所行ったようだった。
僕へのオーダーはたしか1コースだったと思うが、よく考えたら、こういうモンはストックしていればイイのである。
先日赤穂にキャンプに行った時に、思いのほか桜並木が多かった(まだ咲いていなかったが)のが気になり、第二弾は赤穂に取材に行く事にした。
どうせならサクラグミで立ち寄りランチにできればいいかなぁ〜と思い、とりあえず予約の電話。
だが、残念ながらその日はお休みだとの事。
ついでに、いつなら空いてるか聞いてみると、もう向こう一ヶ月、予約できる日は一日も無いという。

え〜?そんなスゴイ店だったか?!

何回か行った事はあるが、普通に美味しかったというイメージしかないが・・・。(笑)
場所が移転し、ロケーションが良くなったからかなぁ。
ま、イイや。
ランチは『かばくろ』だな。(笑)

西宮を出発。
10時半頃、赤穂に着いた。
坂越の海岸線の駐車場に車を停め、スタート。
天候は曇り。
夕方から雨かもしれないという状況だが、なんとかもって欲しいところ。
桜はけっこう散りはじめていて、取材的にも今日あたりまでがギリギリな感じだ。

海を左手に見ながら、海岸線を進む。
途中、先日キャンプした丸山海岸に立ち寄り。
二週間前はつぼみだったが、さすがに散りはじめてますな〜。

御崎公園へ。
ここは、朝日新聞の夕刊の桜開花情報にも載る名所。
いやはや見事なモンです。
海岸線に遊歩道があったので、それを進む。
岬の先端で、移転したサクラグミを探して、若干ウロウロ。
御崎の神社でお参りして、赤穂城跡方面へ向かった。
ここもけっこうな桜の数だ。
ところどころ自転車乗車禁止エリアがあり、押して進む。

で、昼食は元サクラグミのあった場所に今できている、『かばくろ』(豚蒲焼き丼屋)へ。
中でも食べられたが、せっかくなのでテイクアウト。
新メニューのひつまむし(でも豚肉)を、桜の木の下で食べた。

食べ終わった頃から雨がポツポツ。
「え〜!!ちょっと早すぎるんじゃないっすか??」と言ったところで、もうどうしようも無し。

赤穂鉄道跡の桜並木を走り、坂越へ戻る。
雨はかなり強く降ってきた。
坂越は、歴史のある町らしく、いい雰囲気の町並み。
とりあえず、車に戻り撤収。

それから坂越の町並み観光に出かけてみた。
旧坂越浦会所という所が一般に開放されていて、そこの管理人?のおばさんに呼び入れられ、見学。
かつては『観海楼』とも呼ばれ、赤穂藩の茶屋的な役割もになっていたそうだ。
窓からは、生島が見える。
10月には『大避神社船まつり』という、大々的な船祭りが行われるらしい。
瀬戸内三大船祭の一つだそうだ。
ちなみに残りの二つは、大阪天満宮天神祭、安芸厳島神社管弦祭。

赤穂唯一の造り酒屋があったので、そこに入り、日本酒を一本購入。
400年の歴史を持つ奥藤酒造、その名も『忠臣蔵』(かなりベタですな(笑))
元禄赤穂事件後の討ち入りがあったのが、1703年なのでおよそ309年前。
つまり、この蔵がができた頃は、まだ赤穂浪士の討ち入りの100年ほど前だ。
古い看板や酒瓶を見てみると、ほとんどが『乙女』という銘柄。
なるほど『忠臣蔵』というお酒は最近命名されたモノか。
郷土館も併設されていて、ちょっと見学。
帰路に就いた。

akeちゃん、本日もありがとうございました〜。
生憎の雨になってしまいましたが、ライド自体はエエ感じでした。
しかし、帰って写真をチェックしてみると、レンズに水滴が付きまくっていた事が発覚。(涙)
いや〜、何事も経験、勉強っすな。

またよろしくお願いします〜。

 

 

 

4月14.15日 どびんちゃんラリー


去年は震災で開催を見送り、一昨年はお休み。
陰のシリーズ戦『どびんちゃんラリー』久々の開催である。
ちなみに、僕は二回目の参加。
コースも乗り乗りで読図もハイレベルなスキルが要求される、毎回好評のミニラリーだ。
そして、どびんちゃんといえば、前日のスイーツライドが名物。
ただ、前回参加した時の僕の印象は・・・

『おれ、ビールがないと甘いモン沢山食えんわ!』

だった。(笑)
いや、甘いモノは食べられるし、嫌いでもないのだが、お茶やコーヒーとかで甘いモノを食い続けるのが、けっこうツラかったのである。
う〜ん・・・と思い、あくび様にメール。
甘いモノを食わされると9割方機嫌が悪くなる(笑)なづきちゃんと一緒に、 スイーツ無し&宿泊&ラリー参加という、ちょっとワガママなプランで参加をお願いした。

といっても、土曜日に何か予定があるワケではなかったので、『じゃ、前日は残雪の八ヶ岳でも登るかい?』という事に。
しかし今週も、土曜日の天気予報が芳しくない。
まあ、天気には勝てないが・・・さてどうしたモンか。
当初は、金曜晩出発で行けるとこまで行って車泊、朝から登山開始の予定だったのだが、いよいよ土曜日は雨らしい・・・となった木曜日夜、なづきちゃんと相談。
諦めて土曜の朝出発という事になるかな〜、と思いきや『長野は酒どころだし、とりあえず金曜出発して酒蔵めぐりでもするか〜!』という事になった。(笑)

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21時前頃大阪を出発。
夕方から、大阪はもう既に雨が降りだしていた。
新御堂から名神に乗り、とりあえず滋賀SAで晩飯。
そこから頑張って走って、駒ヶ岳SAまで。
車の中で、仕込んできたビールと酎ハイで軽く飲み。(笑)
午前3時頃就寝。

明け方目が覚めトイレに行ったが、相変わらずの雨。
登山はすっかり諦め、二度寝して、9時頃(だったかな?)起床。
相変わらず、すっと雨はシトシト降っている。
SA内のコンビニに行って情報収集。
しかし、コレといった観光の決め手は無し。
とりあえず、松本城でも行くか〜(笑)という事になった。

松本パルコの契約駐車場へ車を停め、松本城へ向かう。
城下町は、なかなか味があってイイ感じだ。
でも、さすがは『国宝』松本城。
いやぁ〜桜も咲いてないのに、スゴイ人です。
天守閣内、大渋滞。(笑)

パルコに戻って、なんとなくクロックスを購入。
信州といったらとりあえず、コレでしょ??的な感じで、昼食は食べログ検索で近くの居酒屋的蕎麦屋へ入った。
蕎麦コース的なランチ、2100円也。
焼き味噌、山葵の葉、馬刺・・・いやぁ、これが意外と言っては失礼だが、かなりのウマウマ。
地酒くれ〜〜〜!!(笑)
ちなみに、近所では偶然、地元の酒蔵が集まって、日本酒飲み歩きのイベントが行われていた。
う〜ん、事前に知ってたら、松本宿泊にしたのに。(なんてね)

あらかじめプリントアウトしていた、長野県の酒蔵データベースから、インスピレーションのみで、松本の酒蔵『善哉酒造』をチョイス。
すぐ近くだった。

エエ感じのお母さんがお出迎え。
どんどんどんと、試飲のお酒がならび、接客というよりも、井戸端会議的なおばちゃんトーク。
お酒の話しも面白いが、この辺りのお酒イベント事情やら、さらに、近所のおばちゃんまで乱入し、客そっちのけ?で、僕たちにはほぼ関係無い内輪話も展開。
いやぁ〜、むっちゃエエ感じです。
僕らはいつになったら帰してもらえんだろ?的な雲行きも怪しくなった頃、別のお客さんが来て、無事に釈放。(笑)
おっと、お酒のお味もかなりエエ感じでしたよ。
一般には決して出回らない秘蔵の新酒(年間20〜40本、激ウマ!!!)まで開けていただいて、かなり満足。
お水で割ると、さらにまた旨味が増すと教えてもらった新酒(実際、見事に口当たりが変わり、美味)を一本購入した。

今日の宿泊地である、青木方面に移動。
こっちもインスピレーションのみで、上田にある酒蔵『沓掛酒造』へ。
こっちは、ちゃんとした(?笑)立派な試飲&販売棟のある酒蔵だった。
色々味見して、やっぱり今の時期は新酒かな〜と、購入。

エエ時間になってきたので、宿に。
どびんちゃんといえば、この宿でしょ。
島崎藤村ゆかりの宿、田沢温泉『ますや旅館』。
水平な床は何処だ??(笑)
相変わらずイイ味出してます。

温泉に入り、軽くビール。
で、夕食。
刺身も含め、すべて?地の(山の)モノで構成された食事も、潔く美味。
夕食を食べ終わったら、今回の目玉!

『開かずの三階で宴会!!』である(笑)

もちろん、今日買ってきた日本酒も投入〜。
各自持ち込みのワインやら日本酒やらで、エエ感じで盛り上がりました〜。
毎度の事ながら最後まで飲んで解散。
時間は0時半くらいだったか??

おっと、そういや今年は卓球しなかったな〜(笑)

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起床。
朝からなづきちゃんが『サカナがおらん!(財布の入った・・・あれはバックというのか?)』とウロウロしていたので一緒に探す。
結局ヒルちゃんが宴会忘れ物として管理してくれており、無事発見・・・などとバタバタしつつ朝食を食いラリー集合地点へ。

グダグダの(笑)ブリーフィングを経て、ラリースタート。
とりあえず舗装から林道登り。
最近は空いた時間にランニングをしたりしているからか、わりと身体が軽い・・・かも?
先頭付近を視界に入れながら登る。
書き込み点線がイメージと違い、若干迷走。
その辺でトップ集団もダンゴ。
もりもりと、シバやん、ミヤマルさん?がミスコースしていくのを後から見送りながら、たもっちゃん、ミズタケさんと一緒に先頭に出た。
が、QP2を痛恨の見落とし。(笑)
獲りに戻り、セカンドパック以降に沈むも、その後の迷走ポイントで復帰。
先頭はたもっちゃん、もりもりか?
僕とミズタケさん、はなこさん、アダチさんにモグさんがバラけたセカンドパックといった感じだ。

わりと読める人が揃っているので、大きなロストもなくボチボチと。
でも、そこはサスガにどびんちゃん。
QP9の林道から分岐し、尾根手前から北に下りる分岐を見つけられず、10メートルほど手前で道無き斜面を下りてしまう。
それまでも、かなり入り口が薄い分岐があったので、普通は気にしないようなケモノの踏み跡も道に見えてしまうような、疑心暗鬼状態だった。
植林のオフトレイルを担ぎトラバースして復帰。
ここで5分ほどロスしてしまい、同じくウロウロしてしまったミズタケさんと、跡から追いついてきたアダチさん、モグさんのMTBOコンビに追いつかれる。

最後の山へ。
イエティのクラシックバイクで来ていた自称練習不足&メタボのミズタケさんに、気持ちで競り勝ち(笑)最後のジェットコースターシングルをウヒョウヒョ〜〜〜で下る。
アリベに着くと、もりもり、たもっちゃんに続き、3位だった。

(←写真は、両足攣ってアリベ内でウダコに挿され、倒れ込むシバヤンの図(笑))

QPの答えを繋げると何かの曲になっているらしく、しばらく悶々としていると、ポツポツとEL組みがPC8(兼アリベ)に帰ってきた。
なづきちゃんはまだ未到着。
地図が読めないわけではないのだが、いかんせん今日のコースの難易度では・・・ちょっと心配だ。

EL組みのジェットコースターツアーには乗らず、ひとまず待機。
大々的な捜索になったら、人手は多い方がイイ。
そうこうしていると、後追いのぶんごうフジイさんが降りてきた。
まだ山の中にいる捜索対象者は3名。
携帯電話でコンタクトを試みるも、なかなか繋がらない様子。
だが、圏外にいるわけでは無さそうだった。

しばらくし、無事が確認。
3名とも一緒にいる事もわかり無事正規ルートで下山。
ホッとしたところで、残りのEL組みでジェットコースターツアーショートバージョンをするというので、それに付いていく。
いやぁ〜、何度走ってもノリノリで最高っす!!
でも、こういうハイスピードコースになると、色々と課題が見えてきますな〜。

下山し、ゲハヘ(激腹減り)だったので、近くのこれもどびんちゃん名物の鯛焼き屋へ。
一応なづきも買ってみましたが、完食ならず。(笑)

バイクにて表彰会場に帰り、カップラーメンで昼食。
キングはもりもり、ソリッドがたもっちゃん、がびんちゃんはシバヤン、ブービーがあおさんで、僕は遠来賞って事で、どびんちゃん賞を頂いた。

温泉に入り、まったり。
帰り途中のうどん&焼き肉屋?で『どてうどん』なるモノを食し、帰路に就いた。

いやぁ〜、やっぱりどびんちゃんは面白かったっすわ〜。
コースも読図もエエ感じでした。
とれとれは、やっぱりこうじゃないとね。
スタッフの皆さん、一緒に遊んでくれたエントラントの皆さん。
ありがとうございました!
また来ます!!!

 

 

 

4月10日 西宮花見取材ライド


山と渓谷社の編集者、ハラさんから、来年の1月発刊の『自転車人』春号で、花見ライドの特集をするので、今年のウチに桜の写真を撮っておくように。
そんなメールをもらったのは、もう一ヶ月以上前だったか。
若干遅いかな〜??と思いつつも、今年も無事桜が咲いた。

何だかんだとけっこう長い間咲いていると思う桜でも、はやり、フォトジェニックな時は一瞬だ。
で、そのタイミングで、しかも晴天。
さらにこっちにも取材に行ける時間的余裕がないといけない。
で、できれば、その日にモデルになってくれる人も必要。(自転車が走っている写真がベター)
まあ、その四つがパーフェクトに揃うことは、まあ希である。

で、とりあえず、事前に手配できるモノから揃えていくのだが、今週なら、大阪〜阪神間の桜はけっこう見頃。
僕の仕事もなんとか時間は捻出できそうだ。
で、モデルは、今週いっぱいakeちゃんが春休みで、たぶんヒマ??(学生か!(笑))
お天気は曇りっぽいが、本日、とりあえず、取材第一弾。
akeちゃんに連絡を取って、西宮界隈のロケに出かける事にした。

ウチからスタート。(笑)
関学から満池谷の浄水場へ。
ここは桜の季節のみ、一般に開放される。
ちなみに、西宮市の花は桜。
コミュニティFM局も『さくらFM』というくらいで、つまりこの時期は西宮中に桜が咲き乱れまくるのである。

夙川沿いの桜を愛でながら、海まで。
西宮のヨットハーバーを通り、海沿いに武庫川へ抜ける。
途中、白鹿クラシックス(酒造メーカーの白鹿がやってるレストラン)で昼食の予定だったが、なんと定休日。
ランチを求めて若干彷徨う。
ちょっと足を伸ばし、武庫之荘にあるビーフシチュー屋さんを目指したら、なんとココは無くなっていた。
しょうがないので、初見で、武庫之荘駅近くのカフェでメシ。
ちゃんと美味かったけど量が残念でしたな〜。(帰ってカップラーメン食っちゃいました(笑))
武庫川のサイクリング道を北上して、最後は甲東園から、関学前の桜道を通って終了〜。

なかなかのマッタリ花見ライドでした。
akeちゃん、お付き合いいただきありがとう〜。

 

 

 

4月9日 アドベンチャーレース・トライアルキャンプ・保津峡


今日は朝から仕事し(って普通はそうか?(笑))、昼から自転車で梅田へ外出。
打ち合わせである。
でも、仕事ではない。
いや、どっちが本業なのか、今や僕もよくわからないので、仕事か?
そういえば、こっち方面のモノも色々と経費で落としているので、やっぱり仕事だな。うん。(笑)

梅田のスターバックスで、待ち合わせ。
久々にせんちゃんと会う。
(しかし、このスタバという所、何度来ても、どうもメニューが理解できず、購入方法にも慣れんなぁ・・・ビールでも置いてくれりゃ、すぐ慣れそうな気はするが。(笑))
せんちゃんは、長良川にベースを構える『ラフタ』という会社のラフティングガイド。
以前、大歩危リバーフェスティバルでラフティングのレースに出たときに、一緒に出てもらった事があり、それ以来の付き合いだ。

なんの打ち合わせかというと、今度6月10日に僕が主催するミニアドベンチャレース『アドベンチャーレース・トライアルキャンプ・保津峡』のラフティングセクションをお手伝いしていただける事が決まったからである。
今回の競技は、ラフティング、マウンテンバイク、トレラン(オリエンテーリング)の予定。
先日のオオモリさんのヤツではカヤックをやったので、アドベンチャーレースのもう一つの代表的水モノ、ラフティングは是非種目に入れたかった。
そこで、せんちゃんに相談したところ、かなり頑張った金額でやってくれるという。
岐阜からの交通費はかかるが、これなら、地元のガイドと交渉するのと同じかもしくは、もうちょっと安い金額かもしれない。
せんちゃん的には、少しでも営業になれば・・・との思いもあるとは思うが、
『アカが出なけりゃいいですよ〜。』との有り難いお言葉。
その心意気に甘えさせていただいて、晴れて今回の開催へ動き出すこととなった。

出艇、上陸地点を確認。
その他、現地情報など、色々と教えてもらう。
ラフティングの下見の日取りも決まり、なんか気分的にはもうほぼ出来たも同然である。(笑)
あとは山のトレイルをどう繋げるか〜だね。
ま、でも、大丈夫でしょう。
なぜだかもの凄くうまくいきそうな気がします。(笑)

あとは、ほぼ世間話。
保津川の川下りの会社が、ラフティングを始めるらしい・・・といった話や、青空ファンのアミ〜ゴこと、あみちゃんとも、共通の知り合いだって事が発覚したりして、なかなか楽しいひとときでございました。
次回は5月の下見ですかね〜。
よろしくお願いします!!

解散後、自転車人の取材で、天満橋付近の桜の写真を撮りに行くも、やはり人が多くて、このコースをお花見サイクリングとして提案するのは断念。(苦笑)
新地の天下一品でラーメンを食い、帰路に就いた。

いやぁ〜、いよいよ動き出しましたよ〜。トライアルキャンプ第二弾。
みなさん、ふるってご参加よろしくお願いします〜。
って、まだHPもできてないけどね。

 

 

 

4月7.8日 赤穂マッタリキャンプ


なんだかんだと予定が埋まり、だいたい気が付くと、向こう一ヶ月先まで土日は空き無し。
わりとそんな日々である。
が、この土日は比較的最近まで空いていた。
いやその日に、膝を手術してしばらく運動を制限していた民ちゃんの復活さぬきうどんライドをミツマタさん仕切りでヤルらしい・・・というのは、風のウワサでは聞いていたが、いや、僕はまだ誘われてないし〜(笑)

まあ、うどんはこの前のさぬきクロスでたいがい食ったので、こっそり裏イベントで、去年から話の出ていたマッタリ焚き火キャンプでもするかな〜、と。
とりあえす、その企画のスタメンであるみやっぷとよーこちゃん、ひさぴーにメール。
ミヤハラ家は『いいっすね〜!!』、ひさぴーは、フラの発表会だかなんだかで、残念ながらその日はNG。
しかし、その先になると、GW以降になってしまうし、もうすでにその辺の予定もボチボチ埋まりはじめている。
ひさぴーには申し訳無いが、この日で決行する事にした。

akeちゃんやもりもりにも声をかけたが、まあまあ、民ちゃんライドの方に乗りそうな感じ。
あまり僕が声をかけても、誘う人が民ちゃんライドとかぶってしまうので、ここはちょっと趣向を変えて、みやっぷの方に人集めを提案してみる。
すると、姫路のトライアルキャンプの時に、よーこちゃんから

『まなじ〜、その日空いてるらしいよ!』と。

すいません・・・まなじーと一緒だとマッタリできないです。オレ。
(ちょっと!空気読みなさい、アナタ。(苦笑))

だーかーらー『グルメマッタリキャンプっすよ!!』と念を押したら、『おお!それじゃ、東海のワイン系の面々とかもイイですね!!』と。
そう、それそれ。(笑)
じゃ、そういう事で声かけよろしく〜。
と、そっちの方はお願いし、僕の方は、グルメ部メンバーのあけみちゃんと、『もうしばらくうどんは見たくないっす!(笑)』という、なづきちゃんが来てくれる事になった。

しかし、どうも動いている気配が無いので、火曜日頃だったか、みやっぷに『どうなってる?』と確認。
水曜日に返事が来て『まだ誰にも声かけてないです・・・』と。
やっぱりキミはそういうの出来ない人か!!(笑)(薄々知ってたけど)
ま、5人いるんで、問題ないか〜。
と思ったら、直前にあけみちゃんから、体調が悪いんで・・・とキャンセルの連絡。
結局、4人でこじんまりとやる事になった。

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上から下まで全部ガラモノか!!(笑)

ある意味関西山ガール的(?)ウエアに身を包んだなづきちゃんをピックアップし、赤穂へ。
キャンプサイトに到着し、荷物をサイトまで4往復。
みやっぷ号がまだ来ないので、釣具屋にエサを買いに行く。
釣具屋から帰ったところで、みやっぷ到着。

テントとタープ、テーブルに椅子、キッチン台、ざざっと、サイト設営。
それから、赤穂市内へ買い出しに行く。
食材&酒類を購入し、さくらぐみでランチという話しも出たが、さすがに予約がいっぱいだったので、室津の道の駅に買い出しも兼ねて、昼食に移動。
アナゴ釜飯、けっこうイケます〜。
ボラの刺身と殻付きの牡蠣、地海老も調達。

で、近くの潮干狩りポイントへ。
ホントは、キャンプサイト近くの有料場所でも良かったのだが、今年のオープンは4月下旬かららしく、今は天然モノを狙うしか無い。

14時頃から掘り始める。
といっても、ここの付近は、俗に言う潮干狩りと違い、ゴロゴロの石だらけ。
石をどかして探すといった方が正しいかも。
けっこう筋力いります。
パラパラだが、獲れるとけっこう大きい。
2〜3時間やって、必要十分な量を確保し、終了〜。
今までは、もうちょっと遅い時期に来ていたが、やはり天然モノを狙うなら、早めに来た方が良いようですな。

車でサイトに戻り、寝床の準備。
それから、釣り竿をセッティングし、投げ釣り。
まだキスにはちょっと早いが、さて何が釣れますかね〜。

ワイン、日本酒、ビールがテーブルに列び、早速アテを作って乾杯〜。
せっかく立てたタープの中のテーブルにはつかず、全員酒の列んでいるキッチンテーブルを囲んで立ち飲み。
七輪に火が入り、順次アテが投入。
その間も、ずっと立ち飲み。(笑)
日も暮れ寒くなってきたので、焚き火台に点火。
すると、椅子が焚き火の回りに置かれ、今度は焚き火を囲んで宴会。
ダッジオーブンでチキンや芋を揚げたり、アナゴが釣れたんでそれもそのまま素揚げ。
偶然?ナマコまで引っ掛かってきたので、よーこちゃんが知り合いの料理人に電話し、食えるかどうかと料理の仕方を聞き、調理。(といってもさばいただけだが(笑))
いや〜、これも普通に美味い。

焚き火を囲んで、なんだかんだと話は盛り上がり、深夜まで。
結局、あのタープ、いらんかったんちゃうか??(笑)

寝たのは1時頃だったか〜。

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翌朝、8時頃?起床。
夜中けっこう寒く、途中で起きて寝袋二枚重ねに。
うだうだとテントから抜け出し、コーヒー。
とりあえず、竿を出し、投げとく。
昨日と変わって、今日は風もあまりなく、ポカポカ陽気だ。

クーラーを開けると、まだまだけっこうな量の食材が残っていた。
家から持ってきた廃材(薪)もけっこう残っていたので、焚き火台に点火。
必然的に、今日も焚き火の回りでの暮らしとなる。(笑)

釣りの方は、今日はさっぱり。
とりあえず、ゆで卵を作り、朝食にホットサンド。
アボカド投入でウマウマ〜。
残りのゆで卵とチーズで、ダッチオーブンを使って薫製に。
七輪に火を入れ、手羽先とシシャモも焼く。
おっと、コレを忘れちゃダメですな。 焼き牡蠣。
さすがは室津の牡蠣。
身がプリップリで味も濃厚。激ウマっす!!!

そしてお待ちかねの、今回のメイン?アサリ。(笑)
まずはプレーンな酒蒸し。
それから、ニンニク&鷹の爪投入バージョン。
で、最後はパスタを茹でて、酒蒸しのエキスも余すことなく投入し、濃厚ボンゴレ。
いやぁ〜旨いっす〜。

時間が空いたら、赤穂のパーマネントコースでも走る??というプランもあったが、でも、こんだけ食ったら、もう無理ですな。(笑)

なんとか食材を片付け、16時頃撤収。

皆さん、お疲れ様でした〜。
まだちょっと寒いかな?とも思ってましたが、焚き火するには丁度イイ感じでしたね〜。
色々飲んで食えて、美味かった。
満腹&満足。
またやりましょう〜。

 

 

 

4月1日 柳生ラリー(あるいは、まなじ〜論)


エイプリルフールである。
そして今日は奈良県の柳生エリアで、柳生ラリー(ミニラリー)だ。

クリエイターは、最近『人として』の崩壊がさらに進んだように見受けられるこのお方、まなじ〜である。
とはいっても、関西のとれとれやアドベンチャーでは不本意ながらも重鎮クラス。
僕もしばらくは、ちょっとでも更生してもらおうと、色々なアプローチも試みてもみた。
が、いやぁ・・・もう無理っすよ。
これ以上関わってると、自分が崩壊してしまいますわ〜・・・(苦笑)
という事で、ここんところは申し訳ないが自己防衛、ほぼ関わりを絶つ方向で放置しているのだが、ラリーを開催するとなったら、残念ながら話は別である。

しかし、関わると腹が立つ・・・
ジレンマである。

そもそもこのラリー、本人は一昨年から『やるやる』と言っていた。
が、結局、自分が遊びに行きすぎて去年は開催できず。(←他の理由は絶対に無い)
「オブシ終わってからやる」とまで言っていたのだが、それも結局やらず。
しかし、「来年はやる!」と、息巻いていた。
いろんなところで『やるやる』と勝手に言いふらし『結局やらない』では、とれとれ対外的にも良くないと思い、今年はミニシリーズ戦の構想に組み込んで『やりなさい!!』とした。

そして日程を決めて開催2ヶ月前だったか、早くも最初のトラブル。
なんだか知らんが、ブリーフィング&表彰式会場の場所を押さえ損ない、その日開催が怪しくなったらしい。
で、どうしたかというと、前後にあるオオモリさんのミニアドベンチャーとミツマタさんの忍者ミニの日程を勝手にいじりだした。(両人には相談したのかも知れないが、統括している僕には何のことわりも無かった。)
いや、アナタの落ち度なのに、勝手に他のスケジュールまで変えるのやめてもらえます??(怒)
まあ、今回はオオモリさんとミツマタさんとの調整もうまくいったんで事なきを得たが。

で、しばらくの沈黙を経て、そろそろ受け付け開始しなきゃマズいんじゃないでしょうかね・・・といった頃、HPのアドレスが張り付いたメールが送られてきた。
要するにとれとれ関西のHPに『リンクしとけ』ということなのだが、見てみるとほぼ文字だけの、味も素っ気もないHP。
しかも、エントリーは、まなじ〜に個人情報を直メールという、初心者にはハードルの高い方式。
いやしかし、そこはあえて何も言うまい。
問題はそこではない。

何ですか?この『ランニングクラス』って???

そういえばこの人、かつてそんな事を言いだした事があり、バッサリ却下した事があったわ・・・。
思い起こせば、それが一昨年の柳生ラリーの企画の時だったのかもしれない。
説明を求めようとも思ったが、このじ〜さん、いったん言い出したことは、いくらこっちが正論で論破しようとも、結局無視するのは今までの経験でイヤというほどわかっている。
もう、こうなったら、どうしようもないのである。
しかも、この企画、彼の中ではスーパーナイスなアイデアだと思っているようで、そこんところをかなり得意げにとれとれMLに上げたりしていた。

しかし考えてみてほしい。

バイカーの諸君、ランナーと一緒に走りたいですか??

ランナーの諸君、バイクと一緒に走りたいですか??

ほとんどの人が『ノー』だろう。
全く別々な所を走るならまだしも、どうやら、同じ山の中で『バイカーとランナーが交錯しぐちゃぐちゃになるのが楽しみだ』というような事までMLには書いていたような・・・。
空気が読めないというのも、ここまで来ると天才の域である。

案の定『ランニングクラスって、なんかよーわからんのあるから、出るのやめたわ〜。』というとれとれバイカーの声もちらほら。
ランクラスがバイクの半額の1500円というのも意味不明である。
これでは、ある意味バイカーをバカにした話しと言われてもしょうがない。
一方、まなじ〜の口車に乗せられランニングクラスに出てきそうなブル陸上部の面々には、バイクと一緒に走ることの危険性等、ぶっちゃけた事情を説明しそれを理解した上で出るかどうかの判断をしてもらうように声をかけた。

エントリー締め切り数日前、まなじ〜にメール。
スタッフすべきかどうか、エントラントの集まりなども聞いてみる。
すると、あと締め切りまで2日しかないのに、まだエントリーは10名に届かず。
『お前も選手で出ろ』という返事が返ってきた。
しかも、スタッフも、現状はヤン君とサノだけらしい。
メールの最後には、『民ちゃんを騙くらかしてPCスタッフとして連れてきて〜』という意味不明の若干イラッとする文言まで書かれてあった。

なんですか?僕に関西名物『まなじ〜詐欺』の片棒を担げというんですか?
というか、直接お願いできない理由でもあるのか?さらに意味不明だが、面倒なのでそこはスルー。
で、もう少し突っ込んで、スタッフの配置などを聞いてみた。
すると、実走はヤン君一人だという。

ミニなのに実走一人・・・最悪である。

どうやら、まなじ〜の理屈では、エントラントが少ないので、運営上しょうがない的な話しらしいが、はっきり言って言語道断。
経験者の多いシリーズ戦ならともかく、未経験者も出てくるミニは、一人全然ダメな人がいたら、もうそこで、実走はその人につきっきり。
実質の後追いはいないのと同じだ。
(里山なので、命に関わる遭難は無いという判断もあったようだが、試走のヤン君の話では、かなり迷い所満載との事。迷った挙げ句に谷に転落・・・たぶんかなりヤバイ)
僕よりも何倍もクリエイトやラリーの経験を積んでいる人が、そんな事、わからないはずはないのである。
が、とにかく収支優先なのである、この人は。
金のためならエントラントなんてどうなろうがイイのだ。(言い過ぎである)

そもそも、一昨年の明日香で僕がPCしかさせず、まなじ〜がブチキレて、とれとれスタッフ三行半宣言した時も『自分のミニだけはやります』と言っていた。
それは何故かというと、まなじ〜は、前前回の関西オブシで、スタッフバイクを壊してしまい(まなじ〜ではなかったと思うが、車の屋根にバイクを積んでいて高架に突っ込んだ。)その負債を抱えているからである。
それをラリーの主催の儲けで取り返そうとしているのだ。
ランニングクラスの思いつきも、ランも募集すればエントリーが増え、きっと儲かるに違いない・・・という浅はかな思いつきなのではないかとも想像できる。
本来なら、自腹を切ってでもエントラントの安全を確保しなくてはならない立場なのに。である。
というか、『謝礼無いけど後追い手伝ってください。』と一声頭を下げるだけで、後追いなんて沢山集まるのだ。
みんな、まなじ〜は嫌いでも(←全国のまなじ〜ファンの方々すいません)とれとれは好きなんだから。
お金なんてどうでもいいのである。
まあ、そうじゃない人にはわからない事なのかもしれないが。

最悪、エントラントとして出て、勝手に自腹後追いスタッフもせねばなるまい。
というか、もうそうするしかないな。
と、腹を決めた締め切りの翌日。
トライアルキャンプに来ていたまなじ〜から、駆け込みエントリーが多数あり、結果的に20人弱のエントラントが集まったと聞いた。
これで、少し気が変わったのか、めでたく正式に僕ともりもりが後追いで入る事になる。
よかった、これで、なんとかラリーの体裁は整った・・・。

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前泊できますよ。
エントラントが増えて、若干気をよくしたまなじ〜からそういうメールが来た。
が、不吉な予感がしたので、メンツを聞いてみる。
と、現状は、まなじ〜とミズノさんだけだという。
というか、ちゃんと告知したんですかね?
『東海には声かけましたが誰もいませんでした。』との返信はあったが、おやぶんは知らなかったので、どうやら関西には告知していない様子。
さらに『泊まりなら誰ときますか?』的なメールが入り『これはなづきちゃんを期待しているな?』と。(笑)
しばらく様子を見たが、全然泊まりは増えそうになかったので、そのままスルー。
ミズノさんには悪いが、そんなに濃密にまなじ〜に接してしまうと、気管にも蕁麻疹が出て呼吸困難になりかねないのでね。(笑)

朝6時過ぎ、なづきちゃんをピックアップ。
下道で柳生を目指す。
7時半から受け付け開始で8時からブリーフィング予定。で、着いたのが7時45分頃だったか。

着いたとたんに、『スタッフミーティングが・・・スタッフミーティングが・・・』とじ〜さんからなかば『遅いんじゃボケ』的な扱いを受ける。

事前に知らされてもないのに、わざわざ早く来たりするか!

しかもマーカーで線を引き終え、『じゃあスタッフミーティングしましょう』となった時には、まなじ〜からの言葉は何もなく、すい〜っと向こうに行ってしまった。
呼び止めて、『ミーティングって何ですか??』と聞いても、『あ・・・うん・・・』と言っただけおしまい。
全く意味不明。一同唖然。
結局一度集まって安心したかっただけですか??

なんだったのかさっぱりわからないまま、ブリーフィングに突入。
というか、そもそも、今回みたいに未試走のスタッフが多い場合は、スタッフミーティングって、ブリーフィングが終わった後スタッフ間で不明点や問題点を確認したりするモンじゃないですかね??
そんな調子なので、ブリーフィング方もかなり難解。
とてもエントラントに理解できてるとは思えず、ついついイラッっとしたスタッフから厳しいツッコミが入る。
なんとか、ブリーフィング終了。

スタート地点に集合してデパール。
さて懸案のランニングクラスだが、エントリーは一人だけ。 せきやんだった。(笑)
まあ、トレイルランナーでアドベンチャーレーサーの彼ならこの中で走っても問題はないだろう。
しかし、もしもっと初心者とかがエントリーしてきてたらどうしたんだろうか。
今までの流れからして、半額エントリーフィーのランクラスにわざわざまなじ〜がランナーの後追いを入れるなんて考えにくいが、まさかランナーをバイクで後追いとかさせるような無茶なことは・・・(やりかねんが、そんな事をされたら、ランナーは恐怖だろうねぇ(苦笑))

ま、ともかく、スタートしたので、まなじ〜からは解放された。(笑)
とりあえず、まん中くらいで山を登る。
ピークからシングル下り。
倒木&藪が行く手を阻む。
去年からできているコースのはずなのに、なんで整備できてませんかね??
そういや、ブリーフィングで昨日雨だったんで・・・なんて言い訳を言っていたような気もするが、去年から昨日まで、いったい何日の土日があったか、もう数えるのも面倒くさいわ。(苦笑)
しかし、このシングルも一瞬で終わり。
逆にこれくらいなら、雨でも整備にこれたんじゃないっすか?

林道に出たところで、後続を待つ。
ヤン君が中追いに入るってんで、その後で、読図の怪しげな人を捜し待機。
途中ヒロヒロさんが、あらぬ方向に林道を下っていきそうなにり、ちょっと焦ったが、なんとか正規ルートへ。
その後来た、松もっちゃんやタケノをスルーし・・・いましたよ、初心者。カメちゃん♂。
どうやらタケノが連れてきたらしいが、ほぼまったく読図できず。
まずコンパスの使い方から教えなければならない感じだ。
ほぼ最後尾付近なので、こっからは勝手にマンツーマン読図講習会開催。
小さな分岐の度に停車するので、その都度読み方を講習する。
そうこうしていると、後からシクロワイヤードの人がやって来た。
この人はまだ読めるのかもしれないが、ほぼ同じ所を走っているので、もう強制的にスクール参加である。(笑)

エイドに甘いお菓子しかないPC1を過ぎ、次の山へ。

しかし、今回のコース、ホンマに林道ばっかりである。(しかも、残念ながら林道にも所々倒木がある)
さらに林道登って舗装を下るなんて場面が出てきて、よりいっそう気持ちが萎える。
分岐は沢山あり、初心者が読図するには面白いのかもしれないが、エリア的にシングルはホントに無いのか?
それとも調査不十分なのか?
数年前、奈良県の針の付近にアタリをつけて、まなじ〜が調査をしていた事があった。
結局そこのエリアは、じ〜さんが自ら却下したのだが、理由は『シングルがほとんど林道になっていた』だったような気がする。
さらに以前、丹波ラリーを開催した時、間違った道まで延々整備してクリーンにしてしまったり、『なるだけコースには、鉄塔管理道は使いたくないんよね。』なんて、ハイレベルなことを言ってた、 あの頃のまなじ〜は、いったい何処へいってしまったのか?

本日最高標高に到達したところで、そろそろお二人に聞いてみる。
『ちょっと、僕、読み過ぎっすか??(笑)』
そうだというので、ここまででスクールは終了〜。
今後はスクールの成果をみせてもらう事にした。
が早速、QP6の難所登場。
まなじ〜の迷ブリーフィングも手伝って、分岐をスルーしどんどん違う谷へ入り込む。
谷を詰めてとうとう薄い道も無くなったところで、お二人ともギブアップ。
読図のヒントというか読み方の正解を与え、引き返す。
そこへ、ヒロヒロさんとなづきちゃん登場。
いやぁ〜、二人とも楽しそうに迷走してるねぇ〜。
分岐を見つけ、順調にPC2へ。
ここの下りは少しシングルがあり若干楽しかったのだが、実はここ、PCスタッフのあけみちゃんが、エントラントが来るまでにずいぶん倒木を撤去してくれたらしい。
要するになんですか、ココもそのくらいの整備すらできてなかったという事ですか??
う〜ん。やはりヒドイ・・・。
そして、無事下りきったのだが、残念ながらEL。
しかもさっきと同じ甘いモノしかないエイド。
『甘い!!』酒豪のなづきちゃん、軽くキレてます。(笑)
というか、今回、エイドすらも手抜きなのか??

そっからはELルート。
といっても、今回のコースは、ただのELルートではない。
普通に一山越え、しかもシングル下りかも??
ホントに体力的にELの人はどうするんだ?といった感じだが、もうココまで積み重ねられるとコメントする気力も出てこない。
とりあえず、稜線まで登るのは僕が先導したが、やはり、ここは皆さんに読んでもらいましょう〜って感じで、読図を、今度一緒に12時間ロゲインに出るヒロヒロさんに託す。
早速、分岐を行き過ぎ。
いやぁ〜エエ感じっす。(笑)

下りはST。
単車が走っているようで、まん中の溝がけっこう走りづらいが、おそらくこれが今回一番長いシングル。
しかも、このシングルって、たぶん単車乗りが倒木などを処理しているだろうから、整備不要だったはず?
しかしま、普通はこのレベルのを数本揃えて、はじめてラリー成立だよねぇ。
コースの内容はクリエーターの価値観しだいなので、『今回はこういうラリーだ!』と言われれば、それは甘んじて受け入れるしかないのだが・・・

舗装を移動し、最後100メートルほど東海自然歩道の今日一番のSTらしいシングルを走ってゴール。
施設の洗い場を貸してもらい、バイク洗車。
近くにも風呂は無いので、そのまま全員が帰ってくるのを待って、表彰式である。

EXはおやぶん。レディーストップがタケノと松もっちゃん。あと、迷走してチェーンまで切っていたミズノさんが何かもらっており、もう一人、男性が何か賞をもらっていたのだが、まだリザルトがアップされていないので、その辺は不明。
商品は、なんかわからんが、柳生とはまったく関係の無い、まなじ〜の好きそうな桃のスパークリング酒。
恐らくあの激甘いエイドのクッキーや、歯の折れそうなマカダミアンナッツのチョコレートと一緒に、輸入食料品店かなんかでまとめて買ったのだろう。
この辺にも、手抜き感がにじみ出ているよなぁ・・・(笑)
そういえばランニングクラスは、募集してエントリーもちゃんとあったのに、表彰も無かった。
(せきやんが用事で先に帰ってしまっていたというのはあったが、はやはり正式に募集したんだったら、表彰すべきじゃなかったでしょうかね?)

入賞者からコメントをもらう。
EXのおやぶんからは、軽くダメ出し。(笑)(EXからダメだしされるラリーってどうよ??)
で、よせばいいのに、まなじ〜、実走スタッフにもコメントを求めてきた。

なんか、怒り爆発! ダメ出しの嵐である。

(後に、この場面を『事情を知らないエントラントもいるのに、アレはダメでしょう!』と、サノのブログでたしなめられた。 確かに、それはそうでした。大人気無かったですわ〜。 反省。)

結局まなじ〜の『気を付けて帰って下さい』という言葉と集合写真で、なんだかシマラないシメ。(苦笑)
笠置温泉に移動し、風呂&メシ。解散となった。

長いエイプリルフールだった・・・。
お願いだ!! 誰かこのラリー、『実はタチの悪い冗談だったんだよ。』と言ってくれないか?

 

いやぁ〜、今回は、ちょっと怒りと勢いにまかせてのダメだしオンパレードでした。
途中でだんだん書くのもイヤになってきたんですが・・・(苦笑)
もし、気分を悪くされた方、おられましたら先に謝っておきます。
すんませんっ!!

 

 

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