隊長の屋外な日々

 

12月26.27日 ブルー忘年会


今回は、ブルではなく、ブルーの忘年会。
ややこしいが、『ブルー』とは、T野がコピーライターとして勤務しているデザイン事務所の名前である。
社員は現在5名だが、色々な仕事上の関係者が集まり、毎年20名くらいで、泊まりがけで忘年会に行くのが恒例。
今まで瀬戸内のチョンマゲオヤジのいるパラダイス宿や、日本海でカニ、河豚、和歌山でクエ、信楽で近江牛など、色んな所に行った。
去年は、日本海方面で鰤づくしで、あれ以降、『ブリはもういらん!』という者続出・・・。
など、色々と趣向をこらした企画をしていたのだが、今年はついにネタ切れ状態。(笑)
『どうしましょうかねぇ〜』と思っていたら、早々にT野が宿を決めてきた。

兵庫県姫路市夢前町にある、民宿『ほたるの里』
特に何料理というわけではないが、囲炉裏料理らしい。

さて当日。
赤松PA集合。
若干遅れたので、先に行っておいてもらい、福崎IC付近のスーパーマーケットで合流。
食後の酒やアテ等を買い込み、宿に着いた。

いきなり、謎の案山子やオブジェでのお出迎え。
『これは、パラダイス系か!?』
との期待が高まる。
が、入ってみれば、普通のエエ感じの民宿であった。

風呂が小さいってんで、すぐ近くの雪彦温泉へ。
雪彦山は何度か登ったことがあり、雪彦温泉も何度か入った事があるので、大体の場所はわかっていた。
食事まではけっこう時間があり、車で5分という事で、僕の記憶でもすぐそこなイメージだったので、僕とエガは歩いて行く事にした。 (他の皆様は車である)

古い家並みを楽しみながら歩く。
途中、橋で川を渡らねばならないのだが、渡ってしまうと歩道のない車道なので、川を渡らず、土手の上を歩く。
途中でT野から電話。

『歩いてたら、ちょっと遠いです。走った方が良いかも。』

あらま・・・って事で軽くジョギング。
しかし、程なくして道が無くなった。
当然の事ながら、向こう岸に渡る橋もない。
山側に、かなり藪った微かな道らしき入り口も見えるが、ライトもないので、この時間からそれに分け入るのは危険だ。
すぐ上には堰堤があり、その上流は水が溜まっていて渡れない感じだったので、この辺で向こう岸に渡れそうなところを探す。

藪漕ぎ。(笑)

最悪、靴を脱いで川の中か?と思っていたら、なんとか飛び石で渡れるところがあった。
無事正規ルートに復帰。
もうあたりは真っ暗である。
ひたすら走り、汗だくで雪彦温泉へ。
もう皆さん、風呂から上がろうかといった頃だった。
さっさと風呂に入り、帰りは車に乗せてもらい、なんとか無事夕食に間に合った。
自主的アドベンチャー。
アホですな。(笑)

部屋でひとまずビールを飲み、夕食へ。
エエ感じの囲炉裏端。

まず、八寸のようなモノが出てきたが、これがなかなかウマい。
いろんなウエブの書き込みから、料理がウリの宿とは聞いていたが、確かに。
そして、次に茶碗蒸し。
なんだか不思議な順番だが、これも、赤米なんかが入っていて、普通の茶碗蒸しではない。

そこからメインのアマゴに串焼き。
その後牛肉の串焼き。
アマゴの天ぷらも出てきて、エエ感じでおなかも一杯である。

部屋に帰って、飲みなおし。
そして、毎年恒例、エガオンステージ!!

今年はライブではなく、映像だったのだが、前もって仕込んでいるだけに、さすがに出来が良い。(笑)

エガディ〜!!

その後、何度かのアンコールを経て、気が付いたら深夜1時半まで飲んでいた。
相変わらず、僕とS籐の大声が迷惑だっただろう事は言うまでもない。(すんません)

 

翌朝、8時から朝食。
僕的には、せっかくなので、雪彦山にも登りたかったのだが、姫路〜明石を観光しながら帰ることになった。

まず、姫路城へ。
ここは小学校の時に来た事があるはずだったが、ほとんど記憶は無し。
さすがは世界遺産。外国人の観光客も多い。

ぐるっと一回り。
天守閣にも登る。

そこから明石に移動。
前から行ってみたいと思っていた、蛸フェリーのターミナルの食堂で、海鮮丼。
ウマウマ〜。

そこから、駐車場を探し、魚の棚の商店街を散策。
年末の買い出しで、大盛況。
明石焼き屋さんに入り、20名で10人前を注文。

バブル時代に、ウエザーリポートがあった辺りのファミレスに寄り、解散。

皆さんお疲れさまでした〜。
業界的には、不景気に泣かされた一年でしたなぁ。
来年は、良い年になりますように〜。

 

 

 

12月23日 ブル陸上部忘年会


本日は、お馴染み、ブル陸上部の忘年会。
集まった皆様は、マラソンやトライアスロン、マウンテンバイク等、ブル陸上部周辺の方々二十数名。
場所は、堀江のI森さんのスタジオ。
料理人は、ブルのマスター、M野さん。
料理は、市場直送の河豚。てっさにてっちり。
そして司会進行役および、演芸仕込みはT野コーチである。

まず当日朝から、100円ショップ回り。
T野から、前もって演芸の小道具制作を作るように指令が出ていたので、それの材料探しである。
仕事柄、あまり適当なモノを作るわけにもいかず、しかし、あまり時間もないってんで、気は進まなかったのだが、「これを手伝えば、T野が先日の道場地図読みライドに参加できそうか?」というタイミングでもあり、『しょうがねーなぁ〜。』と受けたしだい。
(しかし、結果的には、T野は他の忘年会の仕込みも重なり?来れなかったのだが。)
オーダーはランナーの姿をした案山子。
鍼灸師のコウ先生(酒豪女子)の出し物に使うらしかったのだが、100円ショップを3軒回っても、イマイチ思っていたような部品が集まらない。
しかもS籐が、激しく嫌がっていたコウ先生を『隊長(僕)も、もの凄く気合いの入った案山子を作るらしいし!!』などと適当な事をでっち上げ、無理矢理説得したとの事。
さらに、責任というプレッシャーが追加。

等身大なので、作って持っていくわけにも行かず、現地で制作する事にして、電車にて堀江に向かう。
到着し作り始めたが、どーもイマイチうまくいかないので、さらに、テンションが下がる。
しばらくし、下ではもう宴会が始まっているのだが、それどころではない。

宴会開始かた30分後くらいだったか、なんとか人らしき形にはなった。
が、『普通なら、家に持って帰ってやり直してもいいですか?』といったレベルの出来。
『あ〜、もう帰りたい。(笑)』

しかしま、大人としては、ここで帰るわけにもいかず宴に参加。

ビールを開けて、ひとまずてっさをいただく。
美味いですなぁ〜。
それからてっちりへ。
だんだんビールが回ってきて、テンションアップ。(笑)
ひとしきり食べて、雑炊で締め。

そっからは怒濤の大宴会である。
まず、各自チームに別れて、演芸アドベンチャーゲーム。
2人羽織でおでん食い競争。
人羽織化粧に、ケーキ食い。
パットゴルフ。
ヘルメットにサラダボールを固定し、ピンポン玉を受けるゲーム等。
どーでも良いが、酔っぱらっているので、やたらと盛り上がる。
どーでも良いが、我がチーム優勝。(笑)

それが終わると、演芸タイム。
岡奴の青江三奈(?)。口パク。
坊主頭を集結して「ハゲザイル」。
途中、行方不明者が出たりしつつさらに宴は混沌へ。
他にも出し物があったかもしれないが、もうこの頃になったら、僕の記憶も欠落し気味。
そして、演芸部門の締めは、コウ先生の、ダンス鍼。
もう、なんだかワケが分かりません。

そして、最後は涙無くしては見られない、T野制作、渾身のスライドショー『ブル陸上部の軌跡』で締めた。

その後、大量に写真を撮ったみたいだが、まったく記憶無し。(笑)

最後は、終電の時間に間に合わないって事で、忘れ物だらけで、バタバタと帰路に就いた。
のだが、結局、甲陽線の終電には間に合わず。
夙川駅から、いつもなら45分のところを、1時間かけて歩いて帰った。

その後、聞いた話では、乗り過ごした者、ヘベレケで帰れなくなり、車で送ってもらった者、T野邸に収容された者、いろんな人がいたみたいですな〜。
車で参加のM崎さん、泥酔者の搬送ご苦労様でした。
お酒の飲めない民ちゃん、素面の目から見たら、どんな世界が広がっていたのでしょうか?(笑)
他、参加の皆々様、どうも一年、お世話になりました。
来年も楽しく走りましょう!!

 

 

 

12月21日 第21回 クリスマスナイトラン


数日前、またも、まなじ〜から不思議メールが届いた。
『あれは2〜3年前でしょうか?M崎君達と、夜に民家のイルミネーションを見て登り、最後は関学のツリー見て下り、銭湯行って、ご飯して帰りましたね。』

・・・独り言ですか??

どうやら数人にメールしていたようなのだが、皆さんスルー。(笑)
M崎さんのみが、『まなじ〜、ナイトランしたいんですか?』と優しいメールを返信していた。

しかしだ!返信したのが運の尽き。
数日後、まなじ〜から
『明日の晩、民家のイルミネーションと関学のツリーを見にランニングしませんか?』とのメールが入った。

え?明日ですか?!
というか、僕、昨日の三田ハーフの筋肉痛で、足バリバリなんですけど。(苦笑)
しかしま、動けない事もないし、ココで少し動いていた方が筋肉痛の緩和にもなるかななぁ・・・とも思いつつ、近いのでとりあえず参加してみる事にした。

20時、甲山森林公園駐車場集合。
仕事で少し遅れたM崎氏と合流し、今日のメンツは、まなじ〜、民ちゃん、ヤン君、M崎さん、僕の5名。
そこで、さらに驚愕の事実が明らかになる。
なんとまなじ〜、昨日、このナイトランのために、わざわざ下見に来ていたらしい。
しかも、降りる駅の「甲東園」を「甲陽園」と間違い、夜中に『あの家どこだっけ?』と、M崎さんに電話していたというのである。

降りる駅を間違えたのは、いつもの事といえばそうだが、何故に下見??(笑)

気を取りなおし、ヘッドランプとハンドライトで武装し、ひとまず甲山の山頂へ。

神呪寺の展望台で、大阪方面をパチリ。
そこから、階段を山頂まで。
山頂には謎の置き手紙(→)が・・・

そこからシングルトラックを東に降りる。
まなじ〜の文面から、すっかりロードナイトランかと思っていたので、ランシューズで来ていたのだが、これでもけっこう走れますな〜。

次は逆瀬川の上の、クリスマスイルミネーションの家を目指す。
この家は、この界隈では、やりすぎイルミネーションで有名な家らしい。
僕は見たことはなかったが、そういう家があるのを聞いては知っていた。

で、アドベンチャーなメンツが集まったので、コース取りはどんどんエスカレート。
(というか、僕が煽っていたという説もあるが。)
普通の行き方をしても面白くないって事で、 結局、道無き谷を降り、仁川の向こう岸を目指す。
が、水かさが増していて、川が渡れず引き返し。
もう一度、別ルートにトライするも、そちらも敗退。
三度目に大きく別ルートに振って、なんとか仁川を渡ることに成功。
いやぁ〜、面白い。

そこから、シングルトラックを方向感を頼りに進み、想定通り、例のイルミネーションハウスの近くまで。

しかし、もう今年は止めてしまったのか、その家は、イルミネーションをやっていなかった。

あらま、残念。
犬に吠え立てられながら、坂を下り、関学を目指す。

関学の方は、しっかりイルミネーションツリー。
というか、夜中にも一般に解放してるんですなぁ。

そこから、また裏山に入り、ゴソゴソを山を歩いて森林公園の駐車場まで。
閉店前の西宮の銭湯に滑り込み、近くのファミレスで、遅々の夕食。

いやぁ〜、お疲れさまでした。
やっぱり夜の山は面白いねぇ〜。

イルミネーションじゃなくてそっちかよ、と。(笑)

 

 

 

12月20日 第21回 三田国際マスターズマラソン大会


ぶっちゃけ、僕は、走るのはあまり好きではない。
いや、トレランなど、山を走るのは好きなので、ロードランニングが苦手という事になるだろうか。
走った事はないが、トラックもきっと苦手に違いない。
一番ダメなのは、ジムにあるランニングマシンである。

理由は・・・『退屈だから?』(笑)

こう書いてしまうと、体力が余っててやたら速そうに聞こえるかもしれないが、決してそんな事はない。
要は、単調な景色や気を紛らわす変化の無い環境に耐えるだけの精神力がないという事か。
しかし、普段のトレーニングで、一番手軽で効果的なのは、ランニングだと思う。
ただ、そうは思っていても、なかなかねぇ・・・。

『ハーフ1レース、フル1レース』

そこで、これが僕が自分に課している、一年間での最低限のマラソンノルマである。
ふがいない話しだが、大会にエントリーして、無理矢理トレーニングするように自分をし仕向けるのだ。
それでもなかなか、一ヶ月の積算距離は伸びない今日この頃ではあるが・・・。

で、去年は、宝塚ハーフマラソンに出たのだが、これが河川敷のピストンコースで、ツマラナイのなんのって。
やっぱり、せっかく金払って走るなら、ロードコースで、できればピストンではなく、景色に変化のあるコースがいいよなぁ・・・と思っていたら、ブル陸上部の皆様は、今年は『三田マスターズ』に出るとの事。
調べてみたら、やたらアップダウンがありハードそうだが、コースは変化があって面白そうな感じである。
今年のハーフは、三田マスターズに決定。

 

当日。JRにて三田まで。
ハーフだったので、意外とゆっくりな集合だ。
これだったら、昨日のとれとれ東海忘年会にも参加できたかも??と思いつつ、駅からスタート&ゴール会場の有馬高校へ徒歩で移動。
本日のメンツは、マスターM野さん、たにやん、H間ちゃん、岡奴、じゅんちゃん、O橋さん、I森さん、僕の8名。
だがI森さんは、集合時間に来てなく、連絡もない。
いつもの二日酔いではない事を祈りつつ、まあ、今日はレースなので、各自勝手に走って勝手に終わるだけだ。
二日酔いであろうがなんだろうが、問題なしではある。(笑)

校舎の教室が更衣室。
もう机と椅子は空きが無かったので、教壇で着換える。
準備終了、外に出たときに、丁度到着のI森さんに出会う。
二日酔いではなく、JRが遅れたらしい。

まだスタートには1時間ほどあるが、ひとまず外に出て、M野さんと軽くアップで、その辺をジョギング。
開会式で、何を言ってるのかさっぱり聞き取れない、ゲストランナーの森脇健児のやたら盛り上がった様を見た後、エアロビクスで息が上がる。
(マラソン大会開会式には、こういう準備運動系の体操などが組み入れられている事が多いのだ。)

1時間40分の列に並び、スタート地点へ。

ちなみに、僕のハーフマラソン最高記録は、3〜4年前に出した1時間36分。
この時は、シーズン通してかなり頑張た練習ができており、走り終えた後『たぶんもう今後、僕がこの記録を抜くことはないだろう・・』と本気で思ったタイムである。
しかし、今年は、自転車ばかり乗って、ランはほとんど練習できていない。
その頃よりプラス材料があるとすれば、体重が軽いことくらいか。
あと、ランニングフォームを少し改造したので、それがどう働くか。
さて、どうなりますやら〜。

10時半スタート。
集まったランナーは3867名。
スタートゲートまでは、1分半ほどかかった。

ひとまずゆっくり目に入る。
が、この付近の集団のペースは1キロ5分半オーバーくらい?
こんなんではとうてい1時間40分で完走なんて無理である。
いつも思うのだが、『皆さん、ちゃんと自分のタイムの列に並びましょうよ。』

もうちょっとペースを上げたいので、空いている歩道の上を走り、前に出る。
順調なペースで8.8キロの折り返し地点へ。
折り返して間もなく、たにやんとすれ違う。
おっと、たにやんより前にいるという事は、もしかして僕がトップか?

10.4キロの第一関門を過ぎ、ここからが正念場。
三田マスターズ名物の山区間、スタート地点からだと、70メートルの標高差がある山を二つ越えなければならない。

最初の登りで、ほぼ売り切れ。
いったん30メートルほど下り、また登り。
この頃から、後続のランナーに抜かれ始める。
なんとか耐え、 16キロ地点からは2キロで標高70メートルを一気に激下り。
残りの約2キロは、もうヘロヘロになりながらなんとかゴールまで走り抜いた。

豚汁をいただき、着換え。
ちょっと歩行困難なくらいに足痛。
着換えて、皆さんの到着を待つ。
I森さんが10.4キロの関門で引っかかり、完走を逃した以外は、皆さん無事完走となった。

電車にて福島へ。
延命湯という銭湯に入って、近所の居酒屋で反省会。

いやぁ〜疲れました。

結果は、1時間39分34秒。
なんとか1時間40分切り達成。
ブルの中ではトップだった。
練習が不十分だったわりには、僕的には意外なほどの好成績である。
何故か?原因は不明。(笑)

しかし、このままフルを走ることがまず不可能なことは、今の足の痛さが物語っている。
次回のマラソンは、3月のABC篠山マラソン(フルマラソン)。
今度こそ、気合いを入れて練習しなければ〜。

 

 

 

12月19日 米原スノーライド


数週間前だったか、とれとれ東海の『のばちゃん』から、とれとれメーリングリストに、
『12月19日、前回の東海オブシのコースを使ったリターンズミニラリー&夜は泊まりがけで忘年会を企画してます。』
という情報が流れた。

早速、さのっぴから『皆さんどうしますか?』という連絡が入る。

しかし残念ながら、僕は翌日に、三田国際マスターズマラソン大会(ハーフ)を控えていた。
当日朝はけっこう早い出発が予想されるので、泊まりでの忘年会はキツイ。
前回の東海オブシは僕も参加しているし、この感じだと、メインのイベントは忘年会っぽい感じ。
メインの宴会に参加できないのは、なんだか悲しいので、今回は遠慮させていただくことにしていた。

しかし、当日一週間ほど前だったか。
のばちゃんからメールが来た。

『連絡遅くなりましたが、エントリーありがとうございます。』

え?僕エントリーしてませんけど??
しかも、要項の最後には、『ドタキャンしても、エントリーフィーは回収いたしますよ。』と。
慌てて『何かの間違いではないですか?』との返信のメールを返す。
しかし、こんな事態になったのも何かの縁かもしれない。
「前回のオブシで使ったコースはほんの一部で、ほとんどが新コース。」という事だったので、『もしエントリーがあまりにも寂しいとの事ならば、日帰りなら参加できますが・・・』との一文も添えた。

エントリー間違いの件は、のばちゃんの勘違いだったという事であっさり解決?
で、結局、ラリーには日帰りで参加することになった。

『あれ??もしかして、うまくハメられちゃいましたか?』

 

当日早朝4時出発。
日帰りなので、一人で米原まで行かねばならない。

この冬最大の寒波が入り込み、目的地エリアの天気予報は雪。
こちらは晴れているが、交通情報を確認すると、彦根や米原付近で渋滞が発生しているらしい。
おそらく、除雪渋滞である。

こんなんでラリー開催できるんかいな??

彦根に入った頃から、徐々に雪が出始め、米原に入った頃には、当たり一面雪景色になっていた。

そして、集合場所に着いた頃には、もうこんな感じ。
しかし、こんな中、エントラント15名中12名は普通に現地到着済みだった。
2月にパタゴニアでのアドベンチャーレースを控えている田中正人率いるイーストウインドの面々も来ている。
そして、皆さんバイクを出して、やる気満々?だ。
ホントにやるんですか?
雪に刺さって、自転車が自立しますけど。(笑)

しかしここで中止と言われても、日帰りの僕は何しにここへ来たやら?である。
ただ、やはりさすがにマップリーディングラリーは無理だろう。
ここまで積もっていては、先頭が通ったルートが一目瞭然になってしまうしね。
朽木に移動してスノーシューか?等、色々と案は出つつ、結局は、ラリーのコースを短縮してスノーライドをする事になった。

さて、どんなもんかな〜と思いつつ、スタート。
お?以外と乗れます。
雪も軽い〜。

公園内を抜け、しばらく圧雪路を走り、山へ入る。
さのっぴ、雪に隠れたトラップ(穴)にハマリ前転。

そこからは、ラッセル担ぎ上げ。
雪が軽いので、そんなに負担にはならない。

ひとまずピークまで。
いやぁ〜雪深いっす。
普通に30センチくらい積もっているかもしれない。

そこから稜線のアップダウンを経て、下り地点のピークへ。
城跡展望台。

イーストウインドの女子、中澤さんが、ペダルにスネをぶつけて流血していたので、皆さんでわらわらと処置タイム。
ここで、イーストウインドが誰一人としてエマージェンシーキットを持っていなかった事が発覚。
大丈夫か、イーストウインド。(笑)

そして、ココから、パウダーシングルウハウハ下り。

チョーオモシレ〜!!

雪は積もっているが、凍ってはないので、滑ってもまったく問題なくコントロールできる。
雪の下に、時折トラップが隠れていたりするが、そんな臨機応変感もいい。
転んでもそんなに痛くないので、それほど恐怖感もない。
が、何より、雪の上を走っている『アホアホ感』がサイコーだ!

一気に下界まで〜。

そして、この下りで、救急処置に参加したミツマタさんが、山頂にザックを忘れて下山。
『とれとれザック忘れ歴代3人目』の称号を手にした。
ちなみに、第一号はまなじ〜である。
そして、そのまなじ〜は、下山地点でホイールに付いた雪を落とそうと、自分の足でホイルを蹴り、それがたまたまバルブを直撃。
なんと、バルブをポッキリ折ってしまい、雪上パンク修理をするハメになった。

アホです。(笑)

そこから軽く移動し、エイドでウマウマ焼き芋をいただき、もう一度担ぎ登り。
若干雪は重くなっていたが、それでも、ウハウハの下りシングルを堪能し、終了〜。

路面に溶けた雪でずぶ濡れになりながら、スタート地まで。
そこから風呂に入り、ひとまず近所の地元老人会がやっているうどん屋で、軽く遅めの昼食。

そこから借りていたロッジに入り、しばらくして施設内のレストランで夕食。
これから宴会の皆様を尻目に、後ろ髪引かれる思いで米原を後にした。

いやぁ〜、雪上ライド。
予想した以上に面白かったです。
皆さん、お疲れさでした〜。
のばちゃん、およびスタッフの皆様、ありがとうございました〜。

 

 

 

12月13日 道場地図読みライド


『バイクを手に入れたのに、あんまり乗りに行けてない。』と、あけみちゃんが言うので、空いてる日を探して、ライドに行くことになった。
メンツはあけみちゃんにおまかせ。
で、集まったのが、さのっぴと民ちゃん。
そして、T野が来れるかも?との事で、とれとれ系初心者が沢山集まるなら、道場(地名)で読図講習ライドにしようか〜。という事になった。
特に民ちゃんは、まなじ〜の倒木処理に付き合わされて、かなり乗りたいストレスが高まっているに違いない。
ついでに、読図の方もちゃんと教えてあげましょう〜というワケだ。

で、方角的に、まなじ〜にピックアップをお願いするのが楽なので、まなじ〜にも声をかけると、
『学生達はキャンセルになったので、道場に合流しますが、ミスターやヤン君達も一緒ですか?
 彼らもコースメンテすると言ってましたよ。
 鋸と斧が必要ですね。』

という、あいかわらず意味不明のメール。
どうやら、その日は、関学の学生とライドに行く予定だったらしいのだが、流れたらしい。

『しらんがな。』

しかも、まだ、民ちゃんに木を切らそうとしますか?!(笑)

ミスターとヤン君がその日に道場に行くのは、民ちゃんから聞いていたので知ってはいたが、コースメンテとは聞いていなかったので、『こちらは地図読みスクールライドの予定ですので、コースメンテをする余裕はありません。』と、慌てて返信のメールを送った。

 

さて当日。
結局、T野は『仕事が押して、その日は忘年会の仕込をせねばなりません。』という理由でキャンセルに。
それから、朝イチで、まなじ〜からメール。
『朝一番から、まなじ〜がパンク修理の実演をお目にかけます!』と。
はいはい。要するに、朝バイクを見たらパンクしていたって事ね。(苦笑)

民ちゃんをピックアップし、現地に着くと、ミスターとヤン君の一団もいた。
何故かミツマタさんも。(笑)
どうやら、このエリアは、あまり倒木処理の必要が無いらしいって事もあり、ヤン君の相方のちえちゃんと、もう一人初心者(?)女子もいるってんで、こっちも巻き込んで地図読みライドにしましょう〜という雰囲気に。

マップを渡し、軽くブリーフィング。
今回は、読図女子4名。
ミツマタさんは、道場初めてって事で、読図を楽しんでもらう事にしても、残った講師は、ミスター、ヤン君、まなじ〜、僕、さのっぴ・・・と5名もいる。
マンツーマンでの対応が可能だ。

女性陣には、思う存分やらかしてもらいましょう〜。

で、スタート。

いや〜性格出ますね〜。読図は。(笑)

あけみちゃんは、トットコ進み、ヤン君がスイーパーに。
ちえちゃんは、読図というより、「イッテマエ系」。
まなじ〜が振り回されつつ、追いかける。
(実は、一度下りでチギられ見失ったらしい。下りの遅い人が下りの速い人のスイーパーに付くのはどうかと思いますな。(笑)))
民ちゃんは慎重派。
ミスターが主に講師で付く。
で、僕は主に、ヤン君の連れてきていた女子のスイーパーに。
この二組がなんとなくパックになった。
さのっぴは、誰に付くという感じでもなく、このパックに付かず離れずといった感じである。

分岐で迷うたびに停まって講義なので、なかなか進まないが、 結果、このグループは、スピードは遅いが大ロストの少ない集団に。
しかし、それなりに、得られているモノは多いはず?

途中、先行しているはずのミツマタさんと合流。
けっこう苦戦している様子だ。
実際、地図の国土地理院の道も、微妙に正確ではなく、書き込み点線もとれとれ北摂ラリーを意識してこれまた微妙に書いてあるので、さらに難しさ倍増なのである。(笑)

道場の駅に昼頃を予定していたが、とうてい間に合いそうもないので、途中の神社で昼食。
ここで、大いに先行しているはずだった、あけみちゃんが後からやってきた。
いやぁ〜面白い。こっちもやらかしてましたか〜。

結局、道場の駅前に戻れたのは、14時すぎだった。
このまま講習を続けていたら、当初の予定のコースは回れないが、このまま帰るのもちょっと物足りないので、読図講習はココで終わりにし、この後はツーリングでサクっと回る事にした。

ひとまず先頭に立ち、分岐の度に後を待ちつつ、どんどん登る。
今まではバラバラで走っていたのだが、集まって走るとけっこうな人数だ。

『あれ?さのっぴがいないけど?』

すると、後の方から『どうやらパンクしたみたいです。』との声。

待つことも考えたが、こっちは初級者もいて進むのは決して速いわけではない。
山の中で暗くなるのは避けたかったので、申し訳ないが、先を急ぐことにした。
彼はもうこのコース、5〜6回も来ていると自分で言っていたし、地図も持っている。
彼は、オリエンテーリングの指導者の資格も持っているらしいし、全く問題はないだろう。

順調に進み、僕の地図でPC5と書いた場所へ。
ここからは、もうほぼ下りメインの、ノリノリコースだ。
なかなか追いついてこないさのっぴに、ここで電話。
すると、もう5分くらいで合流できそうな所まで来ている事がわかった。

彼は下りは速いので、それじゃあ〜って事で、先に進む。
ココからはカッ飛び〜。

ヤン君、ミスター、ちえちゃんと一緒に、すっ飛ばして、一気に下界まで。
久々に、シビれるスピードで下りました。

駐車場に戻り、15分ほど経っただろうか。
ふと我に帰ると、まださのっぴが帰っていない事に気が付いた。
いくらなんでもそれは遅すぎである。

携帯で連絡を取る。
すると、道が無くなって、にっちもさっちもいかなくなり、引き返しているとの事。
どうやら道を間違ってしまったようだ。
迷った場所を確定しようと、色々聞いてみるも、コンパスを持っていないらしく、どうも要領を得ない。
しかも、ライトも持っていないとの事。
もう辺りは薄暗くなりかけており、たぶんもう森の中は真っ暗になっているはすである。
しかしま、なんとか、迷ったルートを想定し、 PC5を通ったのは確実だという事で、とりあえずそこまで戻るように指示する。

そこから急遽、捜索班結成。
PC5は、幸い、比較的近くまで車で入れるので、そこに全員で車で向かう。
そこから男性5名がライトを手に、山に入る。
時間的には、そろそろさのっぴが、PC5付近に着いた頃だと想像できる。

あらためて、まなじ〜がさのっぴに電話。
すると何故か、まなじ〜がもの凄く歩くのが遅くなり、 あっというまに遠く離れて、何をしゃべっているのかもよくわからない。
『そこまで込み入った話なのか?』と思っていたら、どうやらまなじ〜はライトを持って無くて、携帯のLEDライトを頼りに山に入って来たようなのだ。
そりゃ、電話してたらライトが使えないので、歩けないわな。
というか、そんなんで山に入ってきて大丈夫なのか??(苦笑)

しかしそこで、まなじ〜とさのっぴの間で、大事なやり取りが行われていたらしい。
(さ)『「東山橋」という道標があるんですけど、これはどっちへ行ったらいいんですか?』
(ま)『そんなの、今どこにいるのかもわからないのに、わからへんよ!』

いや、東山橋の方には行っちゃダメだって・・・。

しかし、このやり取りは、僕は遠く先頭を歩いていたので、まったく伺い知れず。
とにかく急がねば・・・と、一気にPC5まで行ったのだが、そこにさのっぴはいなかった。

再度電話。
普通だったら、もうとっくに合流できていてもおかしくないのに、オマエはいったい何処にいるんだ??と。
『アホ〜〜〜!!(とれとれ用語)』と叫んでみる。
すると、とてつもなく小さく、蚊の泣くような『アホ〜』が、西の方から微かに聞こえてきた。
引き返す時に、またさらに何処かに迷い込んだのか・・・。
とりあえず、最初に迷いこんだとおぼしきトレイルに分け入る。

しかし、どんどん高度を下げても、いっこうに出会いそうな気配が無い。
再度さのっぴに電話。
色々聞いてみるも、どうもはっきりわからない。
そこで、まなじ〜が一言。
『さのぴの携帯はGPSが付いてるはずだから、その場所を送ってもらえば?』

一同、な〜るほど。
ひとまず戻りつつ、さのっぴのメールを確認。

って・・・わかるか〜!!こんなモン!!!(笑)

引きで見ればいいだろうと思って、引いてみるが、そうすると、等高線もまったく消えて、ただセンターのポイントがあるのみ。
使えね〜。

しょうがないので、とりあえず、PC5まで戻る。
そこで、もう一度電話。
もう一度順を追って、詳しく聞き直す。
彼の記憶にある道標などを確認しに行っていると、後から『隊長!わかった!!』との声。

どうやら、例のGPSの画面、試しにもっと沢山引いてみたら、千刈りダムと川下川ダムが確認できたらしい。
これで、実際の地図と照らし合わせてみたら、大体の位置はわかる。
それと、今電話で聞いたさのっぴのいる環境を照らし合わせてみて、確信。

ヤツは今、正規ルート上にいます。(笑)

実は、さのっぴは、いったんPC5のほんの10メートル手前まで帰ってきていたのである。
だが、そこにあった分岐で、来た方向とは違う道に入り込んでしまったのだ。
で、実はこれが今日の正規ルート。
そしてここの分岐が「東山橋」の道標があった場所だったのだ。
そこからは、延々正規ルートを降りてしまっていたというワケ。

『もう絶対にそこを動くなよ〜!!』

という事で、そこまで1キロ近く歩いて、無事確保。
結局、捜索に乗り出してから2時間近くもかかってしまった。

 

王将に行き、晩飯&反省会。
いやぁ〜、今回は、色んな要素が絡み合って、それが悪い方へ悪い方へ作用してしまったようである。
まあ、我々としては、全く軽度の遭難劇ではあったのだが、色々と教訓は頂きましたな〜。
いやぁ〜面白かった。(笑)
そして、皆様、お疲れさまでした〜。

後日さのっぴは、遭難ルートを検証するために、GPS片手に、再度道場を訪れたそうである。
合掌。

 

 

 

12月6日 ツール・ド・つーる 2009 2日目


翌朝は6時半起床。7時から朝食。
準備を終えて、少々リエゾン。
今日のデパール(スタート)は、大善寺からは少し離れた『新祝橋』である。

スタートして、まずはしばらく超ロング舗装路。
といっても、移動というより登り。
標高1200メートル付近まで。
最初は、山の上は霧がかかっている感じだったが、それも徐々にとれてきて、やがて天気は快晴に。
ただ、気温はかなり低く途中、路面が凍結している所もあった。

PC1には8位(たぶん)で到着。
そこで温かいモノをいただき、そこから林道登りである。
雪を頂いた南アルプスの山々が美しい。
そして、林道から分岐し、担ぎ上げ。
ブリーフィングでは、かなりヤバそうなルートな感じだったが、なんだか意外な巻き道(?)があり、それほど問題なく稜線へ。
そこから、本日のピーク大沢山へ登る。
振り返れば富士山。

いや〜、登った価値ありました!!

そっからは、ウハウハシングルトラック。
のはずだったのだが、タイヤの空気圧が高かったからか、どうも上手く乗れない。
が、ひとまずそのままの空気圧で下界まで。

PC2で補給を摂り、QP3を過ぎたところで後から来た「つじちゃん」に追いつかれる。
神出鬼没のショートカッターつじちゃんと、舗装路走で競り合いつつ、PC3へ。

そこからは少々担ぎ上げ。
そして下り手前で空気圧を落とす。
そこからは、超ロングウハウハシングル。
一瞬ロストし引き返した所で、「うっちー」に追いつかれるも、なんとか順位をキープし、 一気にアリベ(ゴール)まで。

いやぁ〜、終わりよければ全てヨシ。(笑)
面白かった〜。

そこからは大善寺まで、リエゾン区間。
大善寺にて、バイクを洗車し、みきてぃにカップラーメンをめぐんでもらい、昼食。
風呂に入って、まだまだ時間があるってんで、みんなで大善寺の国宝群の見学である。

しばらくして、表彰式。
EXラリーストは、M崎さん。
いやぁ〜立派。
そして、ブービーバイカーは、最終完走者のまなじ〜。
僕は総合7位の成績だった。
今回は、読図は難しい所も無かったので、僕の今の体力ではコレより上のリザルトは難しいところ。
満足なり。

とにかく長い「登り」と「下り」。
関西の里山エリアとは違う、ダイナミックなラリーでした。
選手の皆さん、お疲れさまでした〜。
そして、主催者の皆さん、ありがとうございました!!

 

 

 

12月5日 ツール・ド・つーる 2009 初日


今年もやってきました。とれとれシーズン。
シリーズ戦、開幕戦は、とれとれ関東プレゼンツ『ツール・ド・ツール2009』である。
開催エリアは山梨県南部。
前情報では、1700メートル付近まで標高を上げるらしい。
どんなラリーになるのか、楽しみだ。

金曜夜18時半、自宅出発。
玉造でまなじ〜をピックアップし、箕面の辻ちゃん邸へ。
そこで、辻ちゃん号に乗り換え、名神高速。
途中のパーキングエリアで仮眠し、スタート&ゴール地点で、宿泊地点でもあるぶどう寺「大善寺」に無事到着した。

受付を済まし、ブリーフィング。
今回のゼッケンは、ナンとぬいぐるみ。
天気予報は、曇りのち雨。
標高が高いところでは雪か?

スタートはとれとれスタート。(ゼッケン順に間隔を開けてスタート)
ぶどう畑の向こうに、甲府盆地の外輪山が見える。
この頃は、まだ、お天気も時折太陽が覗く感じ。
このまま持ってくれれば良いが。

ひとまず、舗装路を上り詰める。
22番目スタートなので、ひとまず上位を目指して頑張って漕ぐ。
が、どうも変速が変だ。
おかしいなぁ・・・と思いながら、走行しながら手元で調整を試みるが、どうもうまくいかない。
というか、どんどん調子が悪くなってくる。
『なんでじゃ〜?』と思っていると、いきなり「スカッ」っと、ペダルが軽くなった。
『あっ?!』と思って足元を見ると、チェーンが地面にハラリ。

あら〜、チェーン切れましたか〜!

変速の調子が悪かったのは、チェーンが切れかかっていたからか〜。
停まって修理。
たぶん8位くらいまで順位を上げていたと思うのだが、この間に、ふっしー率いるスイーパー集団にも抜かれ、コージさんに、『あ、隊長はほっといても大丈夫だから。』と、お褒めの言葉をいただきつつ最下位に。(笑)

間もなく修理は終了。
この間ロスしたのは10分ほどか?
ロスを取り返すべく、気合いを入れて登り、舗装路終了。
逆にテンションが上がってくる。
そこからは担ぎ上げ。
まなじ〜、重鎮などをパスし、大体まん中くらいまで挽回。

その後数名をパスしつつ、大滝山の手前で、「ながなが」さんに追いつくが、下りで離される。
が、舗装路に出たところで、何故か「ながなが」さんは180度違う方向へ。
舗装路を登り、PC1で順位を確認すると、9位との事。
こっから前にいる人たちは、皆さん足がある方々ばかりなので、追いつくのは難しいだろう。
暖かチャイと、甘々リンゴでのんびり補給を摂り、次のPCへ。

激寒舗装路を下り、次の山へ。
最高到達点は1643メートルらしい。
この頃から、お天気がだんだん怪しくなったきた。
林道を延々上がり、ドン突きから道無き谷を降りると、下から上がってくるシングルトラックに合流。
ここで前を行くふじい2号さんに追いつく。
そこからはしばらく担ぎ上げ。
若干ガス気味。
風に煽られて、霧氷がパラパラと落下してくる。
高度を上げるにつれ、徐々に辺りは白くなっていくが、凍結しているわけではないので、快適に走れる。

ほどなく、1643メートルのピークに到着。
せっかくなので、バイクを置いて写真を撮る。

さて下りだ〜!!
と思ったら、滑って滑って全然乗れません!(苦笑)
というか、押しても危ないくらい滑るぞ。
道もかなり薄く、先行者の滑った跡を追うように進む。

すると徐々に路面もしっかりしてきて、乗り乗りシングルに。
地図確認と補給で、途中のピークに停まった時だった。

『あれ?カメラが無い?!』

が〜〜〜ん。どうやら何処かで落とした模様。
だが、今から1643のピークまで探しに戻るのは、あまりにも大変だ。
後続の誰かが発見してくれる事を祈り、ひとまず諦める事に。
というか、後続の誰かが見つけてくれる所に落ちていなければ、僕がこれから探しに帰っても見つかる可能性はかなり低いしね。

雨が激しくなってきたので、カッパを着用。
上の方は雪かもしれない。
しかし、長いシングルトラックだ〜。
ドライなら気持ちよく下れそうだが、この状況では相変わらず滑りやすく、慎重に下る。

降りきったところにPC3。
この頃には、もう土砂降りと言ってもいいほど。
シクロバイクで参加していたM竹さんが、ホイールとディレイラーを壊し今日はここでリタイヤしたという事で、これで順位が一つ上がる。
ELはクリアーしたので、最後の山へ。
PC3でのんびりしていたら、ふじい2号さんに追いつかれたが、彼はもうちょっとのんびりして行きたかったのか付いてこず、ここからも一人旅だ。

薄暗い杉林を担ぎ上げ、下りはそこそこ乗れたが、ほどなく林道に。
そこから林道を一気に下って、アリベの大善寺へたどり着いた。
本日はロストもなく、最終的には7位。
カメラはA立さんが拾ってくれたと連絡が入る。
(A立さん、ありがとうございました!!)

風呂で冷えた身体を温めて、晩飯まで、ビールでエエ感じの宴会。
晩飯では、大善寺の一升瓶ワインで乾杯。
アドベンチャーレースと違って、とれとれは、晩にゆっくりできるのがイイねぇ。

明日のブリーフィングを終え、結局、24時前までウダウダとしゃべって就寝。
明日はお天気も回復する予報。
さて、富士山は見えるのか?

 

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