隊長の屋外な日々

 

 

11月30日(土) 餃子とブルース。


そろそろ暮れも押し迫ってきた。
各方面から、忘年会のお知らせもちらほら。
しかし、御堂筋の銀杏並木は、まだまだ緑色のヤツも多い。
なんだか、年々、紅葉の時期が遅くなっているような気がするなぁ・・・。
などと思いつつ、雨の御堂筋を横切り、僕は、堀江のとあるお店へと向かった。
店の名は『BULL』。今日は、『ブルースハープと餃子の会』である。
餃子とブルース、この2つの間に、どういう深く込み入った関係があるのかは、今度マスターにじっくり聞く事にして、とりあえず、つっち隊員のご案内で店まで行き、ドアを開けると、そこではS藤隊員とヒロが、餃子の皮に実を詰めていた。
そもそも、このお店は、おたっしゃ隊員S藤の行きつけ。
ツール・ド・讃岐うどんの日も、ヤツが出発直前まで飲んだくれていたのは、実はこのお店なのである。
そして『ヒロ』とは、何故か最近このS藤にナツいている、イケメン大学生。
一応、この店での肩書きは『シンガーソングライター』だが、最近、朱に交わって世間一般人のレールから外れていってしまっているのではないか・・・と、陰で密かに周りのオネーサマ方から心配の声も上がっている「愛されキャラ」でもある。

さて、着いたのは18時過ぎ。ライブは19時以降からなので、まだ時間はたっぷりある。
実は、僕は、この店に来るのは始めて。
しかし、S藤のせいで(お陰で)、この店ではこのHPがなかなか有名らしく、隊長の名はすっかり浸透していた。(笑)
お客さの平均年齢は、けこう高め。(若い連中は、後から沢山来た。)
僕も含めて、ロン毛オヤジ率が高いぞ。(笑)
餃子をつつきつつ、たまたま隣に座ったカメラマンのI森氏(ロン毛、50歳)と、自転車と釣り談議で意気投合。
経験豊かな御仁の話は、やはり面白い。
そうこうしていると、Y野隊員も到着。
彼女は、最近、すっかりサーファーになってしまい、 もう12月だというのに、明日は朝から海に行くそうだ。
そういえば、太平洋には季節外れの台風。
きっとイイ波が来ている事だろう。
たぶん、来年一緒に海に行ったときは、天と地ほどの差が付いているに違いない。

ライブは20時前から始まった。
はっきり言って狭い店内だが、人はわんさか。
ギターが1人に、ブルースハーピスト2人。
オーディエンスは30人弱。
ブルースのなんたるかなんて、全然わかっていない僕でも、ほんのり酔えるイイ雰囲気だ。
実は、このお店で、ブルースハープ教室もやっているらしく、最後は、その生徒である、マスターやヒロ、それから、飛び入りでY野隊員も加わったりしての大盛り上がり。
いやいや、なかなかに楽しゅうございました。

マスター、また寄せていただきます〜。

 

 

 

11月28日(金) ガス漏れ。



ここのところ、連日仕事で午前様。(といっても、自宅兼事務所だが)
そろそろ年賀状を・・・とも思っているのだが、なかなかそんな時間も無い。
しかし、忙しいとなると、にわかに仕事以外の仕事(掃除とか)をやりたくなってくるのは、僕だけではあるまい。(ちなみに、年賀状は仕事。僕的には。)

というわけで、忙しいというのに、ずいぶん前から気になっていた、ガスファンヒーターのガス臭さについて、大阪ガスに問い合わせしてみた。
この症状、実はもう去年から気になっていたのだが、 壁に埋め込みのガスのソケットにガスファンヒーターを繋ぎ、始動させると、どーもガス臭いような気がするのである。
最初は、まあ、気のせいか?と思いほったらかしにしていたのだが、先日、やっと扇風機を片付け、ファンヒーターを出し、試し運転をして確信した。
『こりゃあ、どっからか漏れてるな。』
ホースは、去年新品に変えたばかりなので、おそらく大丈夫であろう。
ファンヒーターとの連結の部分も、鼻を近づけてみたが、特に問題は無さそうだ。
で怪しいのが、壁のソケット(ガス栓)の部分。
元栓を締めていれば、別に問題無いようなのだが、開けると、どうも臭う。
実際、元栓のツマミも、もの凄く固くなっていてなかなか回らない。
この前、TVで、古くなったガス栓の交換を推奨するCMをやっていたのを思いだし、『たぶん、寿命ってやつだろう。』という結論に勝手に達し、 HPで電話番号を調べ、フリーダイヤルで電話。
オネーサンが出て、症状を話すと、担当の部署に回された。
『ガスが漏れているそうですが、それはどこからですか?!』
電話に出たオジサン(たぶん)は、少々張りつめた雰囲気。
『いや、漏れている・・というわけでは・・・。かくかくしかじか・・・。』
現在の症状を、また細かく説明し、ガス栓を取り替えて欲しいという事を伝える。
『そうですか、では、直ちにそちらに向かわせていただきます。』
『え?タダチに?』
『そうですね、30分以内には。』
おいおい、そんな緊急を要しているわけではないぞ。
『いや、僕は、ガス栓を交換して欲しいと言ってるだけなんですけど・・・。』
『いや〜そう言われましても・・・』
どうやら、この部署は、連絡があったら、どーしても現場に行かなければいけないようになっているようだ。
『そんなオオゴトな事では無いんですが・・・』
『すんませんねぇ・・・。回転灯は直前で消していきますんで。』
なに!回転灯まで回しながら来るんかい!!(大阪ガスの、青い回転灯が付いていて、サイレンも鳴るアノ車である。)

さて、30分といえば、もう全然時間が無い。
思わぬ所で、思わぬ事に時間を割かねばならなくなってしまったぞ。忙しいのに。(自業自得である)
とりあえず、部屋の片付けをせねば・・・。
もし、ガスの検査の人が来て、『な〜るほど、確かに臭いますねぇ。』『うむうむ、この台所の角の辺りから・・・。』『ん!! これは!!! 腐ったタマネギじゃぁないですか!!』なんて事になっては困る。
かなりバタバタながらも何とか片付けた。

30分後くらいに、緊張感の無いオジサンが一人来て点検。
色々調べてもらって、やはり、例のガス栓の所から漏れているという事に。
しかし結局、ガス栓は変えず。
分解してグリスアップであっさり直った。 3000円也。

竜頭蛇尾。(笑)

 

 

 

11月23日(日) 第13回福知山マラソン。


いやいや、筋肉痛である。
歳を取ると、翌々日に筋肉痛が来るなどとはよく聞く話しであるし、僕自身、最近、悔しいかな(笑)そういう感を強くしていたりもしていたのだが、それも程度によるようだ。
翌日から、しっかりキたもんね。(翌々日もヒドかったが・・・)
現在は、宇宙遊泳歩きもしくは、ロボット歩き。
スーパーでポロリと財布から落ちた1円玉を、拾おうかどうしようか真剣に悩むほどの筋肉痛である。
原因は・・・言わずと知れた、福知山マラソン。
フルマラソンにエントリーするのは、今回で4回目。しかし未だ完走は無し。
記録は、徐々に伸びてきているのだが、エエ加減、普通の人なら、諦めるか完走するかどっちかしていてもよさそうな回数を重ねてしまったよなぁ。

しかしま、そんな僕の感慨とはまったく関係なく、地球は回る。

そしてやってきた当日。朝3時起床。
キャプテンT野の家に車で迎えに行き、高速を福知山へ向かい、7時前に現地駐車場に到着。
霧が出ていて、気温はかなり低めだが、天気予報は晴れの予報である。
駐車場から20分、歩いて会場に行き、受付、ゼッケンを付け、トイレで軽量化を図ったりしてスタンバイ。
この福知山マラソン、エントリー数は1万名とも言われ、数ある市民マラソンの中でも、人気・参加人数とも、日本最大規模らしい。
実際凄い人数が、これでもかと、続々集まってくる。
一方僕はと言うと、睡眠時間は5時間。1時間に1度は目が覚めたほどの、かなりの浅め。
数日前の日記から徐々に言い訳がましく触れていたので、皆さん、ご存じかとは思うが、トレーニングも、万全とはほど遠い状態だ。
しかも、中5日で散々調整したにもかかわらず、どーも体調がよろしくない。
風邪気味かも。何故か胃も痛く肩も凝っていて、膝も痛い。
そしてなんだか歯まで痛くなったきたぞ。(笑)

開会式の後、スタート地点への招集がかかった。
ここで登録ランナーであるキャプテンT野とはお別れだ。(登録選手は、前からスタートできるのだ。)
僕は、エントリーの時に、完走予想タイムをバカ正直に『5時間』と書いたので、一番後のブロックからのスタートである。
なんせ1万人。最後尾になると、ひょっとしたらスタートしてスタートラインまで到着するのに10分くらいかかるかもしれない。
頑張って、その中でできるだけ前へ列んだ。

スタート。
予想よりは、少し早かったが、それでも、スタート地点にたどり着いたのは、スタートの号砲から4分10秒後。
最初は、ほとんど歩くのと変わらないスピードで、徐々にペースが上がる。
前回の篠山では、最初少し飛ばし気味で、途中ヘタってしまったので、極力押さえ気味に入った。
最初の7キロほどは、福知山市の市内を走る。
すると、5キロほどの所から、ヤバイ事に、腹が減ってきた。
マラソンのエネルギー切れは、 かのQちゃんですら、足が棒になってしまうような、致命傷である。
しかし、さすがに、まだエイドは無い。
10キロ地点に到着。
ほぼ1時間経過。良いペースである。
しかし、最初に4分も貯金を使っているので、 軽く屈伸、ストレッチをして、再スタート。(休み休み作戦、早くも崩壊。)
ここからは、延々、川沿いのなだらかなコースだ。
途中、私設エイドのオバチャンに、氷砂糖をもらい、少々復活。
福知山の良いところは、このエイドの設置場所である。
2.5キロ間隔に、給水所があり、10キロ間隔ごとくらいに、バナナなどの補給所がある。
そして、それ以外に、私設のボランティアエイドがあり、そこで、飴や、おにぎり等も補給できるのだ。
最初のバナナエイドで、バナナ2つ(一本分)を貪るように食い、さらに先へ。
20キロを通過。中間点までは、ほぼ順調。
足の痛みも、ほとんど出ていない。
22キロ地点くらいで、折り返してくるキャプテンT野とすれ違う。
少し元気をもらった。ヨシヨシ・・・まだまだ大丈夫かも・・・。
しかし、油断は禁物。
だいたい、この中間点を過ぎてからが、ガクっと来るのだ・・・と思っていたら、ホンマにガクっときた。
まずは、足の裏の、土踏まずのスジにキた。
これは、扁平足である僕の弱点で、ある程度はいかんともしがたいものなのだろうが・・・24キロ地点〜折り返し〜25キロ・・・。
『痛て〜〜〜!!もうダメ!』
ついに歩く。
そして、ちょっと長めの休憩。ストレッチ等で、何とか回復を目論むも、まあ、そう簡単にはいかない。
止まっていてもラチがあかないので、とりあえず歩いてでも先に進む。
しばらく歩くと、少し復活したので、走ってみる。
500メートルほど走って、またギブアップ。
沿道の『がんばれ〜〜!!』の声援が、何とも申し訳ない。
結局、27キロの関門までは、ほとんどこんな感じで、おもいっきり貯金を使ってしまった。
いや〜ヤバイ。こんな調子では、32キロの関門(足切り)にも間に合わないかもしれないぞ。
しかし、大したモンで、しばらくそんな「歩き&走り」を繰り返していると、なんとなく、足の裏に負担をかけない走りってーのが見えてくるのある。
歩幅を思いっきり小さくして、チョコチョコと回転を上げて走れば、そうキツくないぞ。
そうだ!足の裏が痛くて、地面が蹴れないのならば、蹴らずに走ればいいのだ。
名付けて『イブキ走り!』(ご存じY田君の息子。内輪ネタでスマン。)
そんな微妙な光明が少し見えてきた頃、30キロ手前の私設エイドで、熱くて甘〜いコーヒをいただいていると、後から大集団が迫ってきた。
先頭のランナーには、『5時間』と書いてある。
『うっ!これは、5時間イーブンペースの集団か!!』
という事は、これに置いて行かれるという事は、つまり完走できない事を意味するのである。
慌てて集団に食らいつき走る。
『イブキ走り』全開!!
おお!何とか付いていけるではないか。
しかし、しばらく走ってみると・・・う〜む、この走法、太股の裏に、無茶苦茶キツイぞ。
いやしかし、この集団に遅れるわけにはイカン。
ヤバイ!!なんか膝の裏あたりがツりそうだ・・・。
そんなこんなの悶絶ランの末、何とか32キロの関門を閉鎖5分前に通過・・・しかし、もうダメだ・・・。
『足が棒になっちゃいました。』
大集団を呆然と見送りつつ、へたり込むように、笑う足で無理矢理屈伸。
力無く歩く。
次の37.3キロ地点の関門まで5.3キロ。
実は、そこを過ぎれば、もう歩いてでも、何時間かかってでも、ゴールすれば『完走』とみなしてくれるらしい。
念願の完走・・・・だが、この足じゃあ、どう見ても間に合いそうに無い。
残り時間35分。残り5キロかぁ・・・。
1キロ7分・・・ん?1キロ7分?!
ウチの家から甲陽園の駅まで1.5キロあって、普通に早足で歩いて15分だから・・・ということは、1キロ7.5分で歩いている事になるぞ。
・・・かなり朦朧としていたのだろう、実は計算が間違っている。(ホントは駅まで1キロ10分。)
しかし、その時は本気で、『じゃあ、無茶苦茶早足で歩けば間に合うのでは?!』と思ってしまったのである。
とにかく、時計をにらみながら、できる限りのスピードで歩いた。
走っている人も追い抜く。(笑)
そして、歩くのが辛くなったら走る。
幸いにも、イブキ走りが効いたのか、足の裏の痛みは、だいぶ回復してきていた。
そして、また足の裏にキたら、今度はイブキ走り。
それが辛くなったら、超早歩き。
このローテーションで、かなりのペースアップだ。
しかし、少しずつ、キロ7分ペースからは遅れてくる。(根拠の計算が間違ってるんだから当たり前だよな。)
そして、残り1.3キロの31キロ地点に到着した時、残り時間は7分を切っていた。
もう歩いてなんかいられない。まだ間に合う可能性はある!!
不思議と、まだ身体は動くぞ!
もう、その後は、ラストスパート。
『がっ!!』『ガッ!!』『がっ!!』息を吐く度に、声にならない声を出して、一歩一歩にテンションを与えないと足が前に出ない。
しかし、まだ走れる。走れるぞ〜〜〜!!(周りにいると、さぞかし、ウルサかっただろうね。)

・・・結局、完走はならなかった。
残り300メートルの37キロ地点で、無念のタイムアップ。 スタートから4時間20分後。
もう関門は、そこに見えていた・・・。
いや〜〜〜惜しかった!!
最後まで走れていた。余力はあったのだ。
もう少し何とかならなかったのか・・・。
もし、もう少し体調が良ければ、睡眠時間が十分なら、もし、予想タイムをサバ読んでもう2分早くスタート地点にたどり着けれていれば・・・。
もう少し軽量化、例えば、スキンヘッドにして、風の抵抗と軽量化を実現していれば・・・。
いや、止めよう。
スポーツに『もし』は無いのである。(スポーツと呼ぶには、あまりにもブザマな気もするが・・・(笑))
収容のバスに乗り込む。
遠く対岸を、まだ走っているランナーが見える。

スタート&ゴール地点の三段池公園に戻り、キャプテンT野と合流。
彼女は、余裕の完走。3時間45分(だったかな?)。
3時間半を目指していたらしく、記録にはご不満の様子。

バスにて駐車場に戻り、篠山の観音の湯にて汗を流し、西宮の焼き鳥で打ち上げ。
いやいや、お疲れさんでした。
次回こそは完走できそうな気がするけどなぁ。
え? とにかく、トレーニングしろって? ごもっとも。

 

 

 

11月20日(木) もうすぐ福知山。


なんだかんだと、もう福知山マラソンまで、残すところ僅かとなってしまった。
あ〜あ、結局、ほとんどトレーニングらしきトレーニングもしなかったなぁ。
最後に走ったのは、この前の月曜日。
これがまた、まったくダメで、10キロ走るのに1時間15分以上かかってしまった。
その前の金曜日に走った時は、1時間7分。
ちなみに、42.195キロを完走するのに設けられた制限時間は5時間なので、10キロを1時間15分ペースで走っていたのでは、足切りに引っかかってしまい・・・ダメじゃん。
『もしかしたら、前日のMTBのレースの疲れが残っていたのかもしれないなぁ。』(←希望的観測)
とも思い、通常直前は中4日のメジャーリーグ的休息の予定を、一日追加し、中5日の日本プロ野球的休息に変更。な〜んて、なんだか後ろ向きな対策を取ったりしつつ、『日本人は中5日でしょう』などと、心の中で無理矢理納得。
そして、それ以来、ぼくは、深窓の美少年のように、ソファーに寝そべり、ひたすら休養して日曜日の本番に向けて過ごしている。(ウソ、実は仕事が忙しいぞ。)

思えば、今年、ABC篠山マラソンの36キロ地点で、あえなく玉砕したのが8ヶ月前。
その直後、福知山でのリベンジを激しく誓ったはずだった。
しかし、それから今まで、 進歩したといえば、自転車の走力だけのような気もするなぁ。
そして、走る能力は、恐らく、落ちている可能性が大。
なんせ、前回は、10キロ1時間を切ったりしていたのだ。
トレーニングのタイムが、それを冷酷に語っているのである。
しかしまあ、ここまで来たら、じたばたしても始まらない。
自転車といえど、同じ足の筋肉だ、もしかしたら、何らかのパワーアップに繋がっている可能性だってある。
しかも、こんな状況でも、実は完走する気は満々なのだ。
(そうだ、やってみる前から負けた気分でどーする!!)
完走への作戦もちゃんと立てた。
そして、今回のテーマの隠し球は『休む!!』である。
もう、疲れてなくても、積極的に休むのだ。完走のための攻めの休憩。
10キロに5分・・・いや、7分は休むぞ。
それから、前回成果を上げた、歩くように走る作戦も平行して行うのだ。
カールルイスが、オリンピックで、走るように宙を舞ったように、ぼくは、歩くように走り、見事完走を勝ち得るのである。
う〜ん、完璧。

『根拠は薄くても自信満々!!』これが、隊長の隊長たるユエンでもあるのだよ。(笑)

 

 

 

11月16日(日) 第11回シュイン・タイオガカップ。


1ヶ月ほど前だったか、通称『社長』のM田氏から、メールがあった。
『MTBの耐久レースに出ませんか?』とのお誘い。
思えば、ロードの大会は何度か参加しているが、MTBの大会はまだ出たことがない。
一週間後に控えた福知山マラソンが気にはなったが、 この夏に、取材でシマノ八ヶ岳バイカーズフェスティバルを観て以来、マウンテンバイクの大会も面白そうだなぁと思っていたので、 早速、チーム684に招集をかけるべく、キャプテンT野にメールをした。
チーム684は、一応ロードのチームだが、全員(といっても3人だが)マウンテンバイクも持っているのである。
そして、今回は、先日高級MTBを新調したミスターKの弟も参加との事で、チーム684は合計4名でエントリーする運びとなった。
第11回シュイン・タイオガカップ。
開催地は、兵庫県三木市のある『グリーンピア三木』である。
出るのは、4時間耐久レース。
というか、この大会、内容はほとんどそれしかない。
しかし、規模としてははなかなか大きく、エントリーチームは200以上(ゼッケンから想像するに)。
1チーム3名平均として、応援の家族も合わせると、1000人は集まるかも?の、けっこうメジャーな大会である。

さて当日。
朝6時45分に、山陽道淡河SAに集合し、7時にグリーンピア入り口ゲート前に到着。
すると、ちょうど、キャプテンT野から「6時にキャプテン邸に来るはずの予定のミスター兄弟が、未だに彼らの自宅近辺をウロウロしているらしい」という電話。
まあ、予想通りというか・・・(笑)
しかしこれでは、コース試走に間に合うかどうか微妙である。
7時半頃、ゲートが開き、ピットに到着。
ピットといても、駐車場に白線を引いただけで、そこに車を止め、空きスペースがピットとなる仕組み。
早速、椅子やテーブルを出し、ピットスペースを作りにかかった。
今回の仕切りは、阪急仁川駅前にあるサイクルショップ『ムーンティル』の店長S藤氏。
ムーンティルからのエントリーも他に3チームあり、合計4チーム、選手15名、応援4名、計19名のピットなので、なかなかの大所帯である。
お天気は、一昨日の雨の予報を見事に覆し、晴れ。
しかも11月中旬とは思えないほどの暖かさ。
昼食用におでんを仕込み、自転車を車から降ろす。
そして、9時頃、やっとミスター一行が到着したという電話があった。
何事も時間のかかるミスター兄弟は置いといて、キャプテンT野と社長と共に、コースの試走に出かける。

コースはおよそ4キロ。
そして、いきなりの激登り。
しかも、昨日降った雨で、コースはかなりのマッドコンディション。
ヌルヌルで登れたモノではない。
仕方ないので押すのだが、すると、シューズにドロが詰まって、アッという間に、ビンディングペダルがはまらなくなる。
しかも思っていた以上にコースが狭く、アップダウンが激しい。
しかもけっこうテクニカルなコースだ。
こりゃあ、けっこう大変かも。
結局、コースは、ほとんどが狭いシングルトラックだった。
こんな所で、どうやって抜く(抜かれる)んだ?と思いつつ、試乗だけでヘトヘトになってピットへ。

間もなく9時40分のレース招集がかかった。
別チームの第一走者である社長と共に、スタート地点へ。
ゼッケン順(エントリー順)に列ぶので、現時点では、中間より少し前か。
社長チームは、ご子息(小学一年生)が、先日骨折され、今回のレースはキャンセル。
計3名でのエントリーである。

そして、スタート。
集団は、当初、僕が思っていた方向とは全然違う方向へ、オンロードを爆走。
しかも上り坂をどんどん登っていく。
ダート用にシートを下げていたので、これがまたけっこうキツイ。
とりあえず、後から来た本気集団にけっこう抜かれるも、何とか中間ポジションを維持してダートの入り口へ。
予想していた事だが、そこはまさに大渋滞。
ほとんど押さざるをえず、やっと乗れたのは、最後の下りのみだった。

ピットに戻り、第2走者のT野にバトンタッチ。
リストバンドに計測チップが入っていて、これで周回とタイムを計測する仕組み、これがバトン代わりだ。
一周、約30分かかるので、次の僕の出番は、1時間半後。
4時間耐久なので、一人頭2回、計2周回担当という事になる。

ダッチオーブンで焚いたおでんを食い、一休み。
それにしても暖かい。
半袖でも全然寒くないほどの小春日和。
仕事が忙しく、ろくに寝ていないミスター兄弟は、うたた寝をきめこんでいる。

36分22秒、後キャプテンT野が帰ってきた。
相変わらず、渋滞は、けっこうな様子。
しかも、T野は、体力は人10倍くらいだが、こういう運動神経モノはてんで苦手。
登りの押しはけっこう速いだろうが、体力的に行けても、テクニック的に難しい所は、押さざるを得ない。
体力バカT野の活躍が期待できないとなると・・・残りのミスターは、言わずと知れた『ミスター』だし、ミスター弟も、シングルトラックの経験はほとんど無いだろうからなぁ・・・。
ま、別に、順位を競っているわけではないけどね。(笑)
MTBは、どちらかというと、ロードよりもテクニックがいるのだ。(山道を走る時ね。)
走り込んでいる人にはかなわない。

34分52秒後、ミスターからミスター弟へバトンタッチ。
ウン十万円のゴールドのクラインをドロだらけにしつつ、彼は29分37秒で帰ってきた。
晴天と高温も手伝って、もうこの頃になると、コースもずいぶん乾いてきて、走りやすくなってきたようだ。
応援にかけつけてくれた社長のお友達で、隊長も敬礼モノのアウトドアオヤジの『やっさん』夫婦が、焼き肉を焼いてくれていたのだが、とりあえず、我慢して、ミスター弟からリストバンドを受け取る。
おそらくこれで、今日の出番は最後だろう・・・と、山道に入った早々から目一杯押した。(笑)
まあ、あの狭い平地や下りで抜くほどのテクニックは無いので、抜こうと思えば、そんな所しか無いのだ。
当然、かなり息が上がる。
後からゼイゼイ言いながら迫ってくるので、前の走者は、道を譲ってくれる。
道を譲ってもらった手前、その人に追いつかれると格好悪いので、また頑張って飛ばす。
結局、調子に乗って10人ほど抜いて、ほとんどゴールも間近な下りの所だった。
突然『ガガ!ガリガリガリ!!』と、後輪がロックした。
何だ?!『ギアトラブルか?』と思ったが、激下りなので、そのまま走るしかない。(止まれないのだ。)
すると、なんとか持ち直した様子。
しかし、下りきって、ピットロードには入ってみると、なんだか回転が重いし、後輪に違和感が・・・。
のぞき込んでみると、ホイールが大きく振れて、リムがブレーキシューに当たっていた。
『あ〜、ホイールをヤっちまった〜〜〜。』
が、まあ、ピットはもうすぐだ。
とりあえず走って、T野と選手交代。
調べてみたら、何と、スポークが3本も折れていた。
まったく身に覚えはないのだが、強烈に何かを巻き込んでしまったらしい。
しかし、この一周のタイムは25分33秒。頑張った甲斐はありました。

自転車も壊れた事だし、もう出番は無さそうだったので、ビールを解禁。
焼き肉も解禁。
ゴールまで、残り時間、1時間半。
社長家提供、豚汁も出てきて、ピットはただのBBQ 宴会会場となりつつ、全体的に大いに和みムードの中でタイムアップとなった。

結局、チーム684は・・・
8周回、4時間8分38秒。
男女混合クラス、27チーム中23位。(う〜〜〜む)

しかしま、お天気にも恵まれ、なかなかのバイク日よりでありました。
社長、やっさん、店長、皆さん、お疲れさま&ご馳走様でした〜。
さて・・・次回のこの大会は、来年の春開催予定らしいが・・・。
ま、とりあえず、この冬中に、また近場の山でも走りに行きましょうか〜。

あ、社長! すんませ〜ん。HPの写真、勝手にに拝借いたしました。

 

 

 

11月14日(金) そういえば、福知山マラソン・・・。


全縦完歩後、懸念されていた身体へのダメージは、思った以上に少なかった。
翌朝なんかは『全員、生まれたての山羊のように足がふるふると震えて、立てないかも。』と思っていたのだが、多少の筋肉痛はあったにしても、まったく拍子抜けなくらいだった。
他の隊員達も同様に、あっさり日常生活に復帰できたようである。
僕的には、ハーフマラソンを軽く走ったくらいの疲労度だったかも知れない。

マラソンといえば、 来る11月23日は、『福知山マラソン』である。
実は、出る!!(笑)
しかし、誰が何と言おうと、圧倒的にトレーニング不足である。
当初は、夏まで自転車で鍛えてウエイトを落とし、秋からマラソンのトレーニングにシフトして、体重65キロ、楽勝完走・・・の予定だったのだが、まあ、捕らぬ狸の皮算用と申しますか。
願わくば、去年よりは上がったと思う自転車の走力(筋力)と、先日の全縦が、何らかのプラスになってくれ〜。といった感じである。

というわけで、筋肉痛もすっかり抜けた今日、久しぶりに走った。
もうマラソン当日まで、残すところ10日も無い。
今さらトレーニングってもんでもないのだが、一応マラソンの筋肉を活性化させとかなければ。
と言いつつ、今日のタイムは、10キロ、1時間7分。
まるでダメっす。

 

 

 

11月9日(日) 六甲全山縦走大会。


六甲全山縦走大会。
軽く説明すると、こいつは、須磨から宝塚まで、文字通り一日間で六甲山を西から東へ大縦走するという、今回で29回目を数える登山大会だ。
神戸市主催で、 毎年11月の第二日曜日、23日の休日に開かれ、 時間を競い合うものではなく、制限時間内に完歩する事を目的としたイベントである。
その距離何と、56キロ。
しかもアップダウンを合計しただけでも、一日で3000メートルの山を海抜ゼロメートルから登って下りてきたことになるという、かなり大変な登山なのである。
普通は、最低でも一泊二日かけて行動するようなコースを、一日で一気に行ってしまうわけだ。
まさに、苦行。「何が嬉しゅうて・・・」といった感じであるが、毎年、北は北海道から南は沖縄まで、一日定員2000名をしっかり集める、人気の大会でもある。

ホントは、この日記でも、もう少し前からこの件に触れて、読者諸君を盛り上げようと思っていたのだが、ここのところのイベント続きで、すっかりそんな事をする時間も無かった。
というわけで、トレーニングも、イマイチというか、まったく不万全。
一方、今回の他のメンツである、おたっしゃ山岳隊選抜チームの面々はというと・・・ほぼ毎週山に出向いていた『おたっしゃの良心』ばなじゅん隊員以外は、皆似たり寄ったりの練習量。
ぴりかお隊員は、毎日の愛犬チリとの裏山散歩が、ほぼ唯一のトレーニングだったといった感じだし、 トシ隊員は、先日のだんじりで伸ばした足首の靱帯に爆弾をかかえている状態。
S藤隊員にいたっては、トレーニングといえば、イメージトレーニングしかできていないのである。
前回の六甲山全縦トレーニングで『このままじゃイカン!!』とおたしゃペースの遅さを痛感して以来、ばなじゅん隊員以外は、恐らく何ら進歩もしていないのだ。
う〜む、果たして、我ら『おたっしゃ隊』は、無事全縦を完歩できるのか?!

しかし、泣いても笑っても、全縦の日はやって来てしまった。

前日の土曜日。13時半に、JR生瀬駅前に集合。
ここは、ゴールの宝塚の次の駅なのだが、ぴりかお隊員の自宅兼アトリエがあるので、とりあえず、ゴール後の着替えや荷物を置いておこうという作戦である。
隊員全員が、翌日休みを取っていたり、昼から出勤の段取りをしていたので、もし、身も心もボロボロで『もう動けましぇ〜ん。』な状態でゴールしたとしても、ここまでたどり着ければ、何とかなるという算段だ。
そして、昼食を取ったりした後、一同は神戸へ向かった。
何故、前日なのにこんなに動いているかというと、全縦出場が決まって、色々と調べていくうちに、当日は、登山道で大渋滞が起こりタイムロスがバカにならない事、朝5時の受付開始時間には、もう、長蛇の列ができている等の情報を得たからである。
タダでさえ足切りタイムギリギリの可能性が高いおたっしゃ隊。
当日の始発(5時半須磨着)で参加していたのでは、とても完歩は怪しいと判断し、神戸在住のおたっしゃK隊員の家に前泊し、当日は、朝4時半に須磨に着くように車で送ってもらう事にしたのだ。(協力を快諾してくれたK様に感謝!!)
三宮で晩飯のおかずを買い込み、迎えに来たK隊員の車に乗り、まずは温泉へ。
おたっしゃ隊たるモノ、これは外せないのである。
そして、ビールなんかも買い込み、K隊員の家で壮行会(宴会?(笑))。
皆、緊張と武者震いの妙なテンションで、宴もそこそこに、夜22時には就寝した。

翌朝は午前3時起床。
いよいよ2時間後にはスタートである。
朝食を軽く摂り、ザックの中身を最終確認。
今回の荷物はとにかく軽量化が至上命題。
一グラムでも軽くしたいので、今回は、水筒も持参せず、ペットボトルで対応だ。
テレビを点け、天気予報見ると、 現在の神戸の気温・・・19.5度。
11月とは思えないほどの暖かさである。
気圧配置を見ると、冬型でけっこう寒くなりそうなはずなのだが・・・。
そして、天気予報は雨。降水確率70パーセント。(涙)
カッパは必携、ウインドブレーカーを外し、防寒はフリースは薄目のヤツを一枚にして軽量化。
しかし、どう頑張っても、軽くならないモノもある。
水と食糧だ。
本日の行程は、朝5時から22時40分までの、17時間40分。
4時間に一度食事を摂ったとしても、4食分必要だし、その間の水だって、いったい何リットルいるんだ?
行程中にコンビニが一軒。自動販売機などはけっこうあるらしいが、しかしまあ、大勢の人が通過した後では、全部売り切れの可能性もあり、あまりアテにはできない。
実際、ゆっくり腰を落ち着けて飯を食うヒマもないだろうから、食糧は、おにぎり少々、パン、その他は、ゼリーやチョコレートなどの行動食でまかなう事にし、水はとりあえず1リットル。
4時にK様号に乗り込み、須磨浦公園に着いたのは、予定どうりの早朝4時半であった。

そして、須磨浦公園は・・・もの凄い人だった。
一同、唖然。
大型観光バスが何台も止まり、ひきりなしにタクシーがやって来る。
朝の4時半だというのに、受付から長蛇の列で、もうその最後尾は、国道2号線まで伸びている。
とりあえず、K隊員の激励を背中に受け、その列の最後尾に列んだ。
釣りに来たおっちゃんが、「何じゃこりゃ?」といった顔で通り過ぎる。
列が動き出したのは、5時をしっかり回ってからだった。
そして、受付地点まで到達するのに30分。
いきなり、初っぱなから、貯金を30分使ってしまったが、何とか出発である。

暗闇の中、いきなり鉢伏山への急登(といっても、大したことは無いが)。
他の登山者のペースに引っ張られて、おたっしゃ隊としては、けっこう速いペースで登る。
ほんの30分も登らないうちに、途中、所々に、速くもかなりシンドそうに休憩しているオッサンがちらほら。
通り過ぎると、もの凄く酒臭い。
前泊で、調子に乗って飲み過ぎたんやろねぇ。(言っちゃあ悪いが、アホである。)

鉄拐山を抜けて、一度、高座台(住宅地)まで下りる。
この辺りに来て、やっと徐々に明るくなってきた。
気温は、相変わらず高く、かなり蒸し暑い。
風もなく、まるでうっすら霧がかかったように霞んで、眺望もかなり悪。
次に登る山が、霞んで、もの凄く遠くに見える。
高座台から栂尾山へは、全縦名物『四百階段』だ。
思いっきり渋滞。おかげで、ゆっくりゆっくり登れて、特にしんどくはなかったが、渋滞の中を無理矢理掻き分けて行くオヤジ等もいる。なんだかなぁ・・・。

栂尾山から横尾山、東山へ。
この辺りは、須磨アルプスと呼ばれ、馬の背等のヤセ尾根があり、少々の難所。
当然、ここもまた渋滞だ。
たまたま、僕らの後に来たおばあさんと話しをする。
何と、78歳。
毎年参加の、毎年完歩。今大会最年長(自称)らしい。
いやいや、ご立派。
『最初から、飛ばし過ぎない事。』という貴重なアドバイスをいただいた。
しかし、ワシらは、パワーはまだまだ余っているぞ。
いつものように、しょーもないギャグを連発しながら、ガシガシと歩き、妙法寺へ下った。

妙法寺近辺で、しばらくアスファルトの道を歩いたら、次は高取山である。
登り始めて少ししたところで、ついに雨が降り出した。
時間は8時半頃。
天気予報からすれば、かなり持ちこたえていた方だ。
しかし、この蒸し暑いのに、カッパを着るのは、かなりの苦行。
・・・ん?苦行? そうか、我々は、わざわざ好きこのんで苦行をしに来ているんだったっけ。
そうか、そうか。これで、さらに苦行っぽくなってきたって事だわな。
蒸し風呂の行。エエ感じじゃ〜!!
(しかし、この後、強烈な冷たい北風が吹き始め、蒸し風呂は、この汗でべとべとになった身体を急冷し、極寒の行へと急展開をするのである。)

高取山の山頂付近には茶屋が数軒。
ペットボトルのお茶が180円。バナナ一本40円(だったっけ?)。
参加費1500円では、エイドも設置できないだろうから、まあ、こういう事になるわな。
すぐ下の『モンゴル〜』って、ちょっとパラダイスな臭いのする所では、バナナ一本20円。
まあ、特にボッタクリってわけでもない。

高取山を下ると、丸山地区。またまたアスファルトの長い道。
実は、このアスファルトの道ってーのが、意外とけっこう足にコタエる。
特に、住宅街の急な下りは、 つま先や膝を痛めやすいのだ。
鵯越の手前の自動販売機で、ホットな飲み物を購入。
少し遅れがちの、ばなじゅん隊員と、しんがりを勤めてくれているトシ隊員を待つ。
雨は小雨が降ったり止んだり。気温はかなり下がってきた。
『缶コーヒーがこんなに美味かったのは生まれて初めてや〜!』と、ぴりかお隊員。

鵯越を過ぎると、今度は、菊水山である。
この登りもけっこうキツイ。
気が付くと、朝の霞はすっかり取れて、神戸の町並みが、眼下にくっきり見えていた。
明石海峡大橋も見える。遠く六甲山山頂付近は霧の中。
その付近に到着できるのは、あと8時間後か・・・ひえぇ。

菊水山山頂は、スタート以来、最初のチェックポイント。
チェックカードをもぎって、ハンコをもらう。
風が強く、汗に濡れた身体は一瞬で冷え、とても休憩って感じではない。
早々に、出発。

天王吊橋の激しいアップダウンを経て、鍋蓋山へ。
もうこの辺になると、けっこう体力的にも、疲労が蓄積しているはずだ。
ちょうど12時前だったので、そこの山頂で昼食&大休止とする事にした。
おにぎり食い、パンを食い、ゼリーを食う。
S藤隊員はんか、もう午前中だけで、バナナを3本も食ったらしい。
荷物はずいぶん軽くなったが、しかしまだ実は、距離的には中間点にも到達はしていない。
でも、もう、登りらしい登りは、この後に控えている摩耶山のみである。
アップダウン的には、もう半分は来ているのかもしれない。
気合いを入れ直して、再度出発。

再度山を巻き、大龍寺を経て、市ガ原の桜茶屋の所でトイレ休憩。
水分も補給。
普段、あまり水分を摂らない僕でも、ここまでで、1リットルの水分を摂取している。
そして、本日の最大の難関、上海在住S山氏も『一番しんどかった!』と曰った摩耶山の登りに取っついた。
しかし、登り始めたら、また、いきなりの渋滞。
おかげで、そんなに息が上がるわけではないが、自分のペースで登れないのも、それはそれで、けっこうしんどいモンである。
さらに、なんだか知らないが、菊水山辺りから紛れ込んできたボーイスカイとの一団が、そのへんをウロチョロして、非常に目障りだ。
全縦自体は、中学生以下は参加できない事になっているので、きっと、まったく別口でココにいるのであろうが、よく考えたら、おかげで渋滞にもさらに拍車がかかっている可能性もある。
いやまあ、普通におとなしく登山をしていれば、たいして目くじらを立てるような事でもない。(いや、何の問題もない。)
しかし一番かなわんのは、こっちが、渋滞でしょうがなく停滞している横を、無理矢理割り込んで、前へ前へ行こうとするのである。
しかも、キッチリ文句を言おうにも、本来いるはずの引率の大人が、どこにも見あたらない。
見ていると、彼らには特に悪いことをしている気もないようで(まあ・・そうか)、横を通り過ぎる時に、おっさんに、『おいおい! お前らは、そんな事を普段習っとんのか!?』と遠回しに注意されても、まるで自分が言われているとは気が付いていない様子。
しかし、こっちは気分悪い上に、ワシはタダでさえ子供が嫌いである。
とある渋滞箇所で、後から、割り込み追い抜きと同時に発せられる大人の小言(注意)の波と共に、一個師団が後からワラワラと近付いてきた。
『うわ、来よったわ!』と思いつつ、丁度狭い岩場で僕が次の右足を出そうとしたその時、いきなり、死角から子供の手が、僕が足を置こうとしていた岩の上ににニュッと出てきたのである。
プチッ!(キレた音)
『邪魔じゃ!!!お前ら!!』
『みんな一列に並んで待ってんねんから、ちゃんと後に並べ!!!!』

一喝!(しかし、我ながら、「邪魔」呼ばわりとはヒドイか?(笑))
前で渋滞していた皆さんが、一斉に振り返る。
子供らは、岩にへばりつこうとしたそのままの体勢で、固まっている。
後では、ガキどもの『え?どーしたん?』『なんや?』との小声が聞こえる。
後にいたおじさんが、ナイスフォロー。
『こんな狭いところで抜いたらアカン。そやろ? 危ないし、みんな列んどんねんから・・・な。抜くやったら、もっと広い所で抜きや。な。そやろ?』
ボーイスカウトの連中は、理解したかどうかはともかく、しばらく後に列んで、おとなしくなった。
その後、その連中が広い所に来ても、決して僕らおたっしゃ隊の前には出ようとしなかった事は、言うまでもない。

摩耶山に着いたのは14時半頃。
距離的にも、時間的にも、もう中間点は通過した。
チェックポイント掬星台の自動販売機は、ほとんど売り切れだったので、ロープウエーの駅の自動販売機で、ホット紅茶を飲む。
もうこの後は、六甲山の稜線をひたすら歩くのみ。大したアップダウンも無い。
登山道と、自動車道、織り交ぜながら、ひたすら東へ。
霧が出ているが、視界はそう悪いわけではない。
気温はどんどん下がり、ちょっと立ち止まっただけでも、一瞬にして冷える。
六甲山ホテル前、ゴルフ場を通り、六甲山ガーデンハウスのバス停で小休止。
山頂茶屋前に到着した頃には、もうすっかり真っ暗になっていた。
ここでヘッドランプを出して、この後は全員一緒に行動する事にする。
この後のコースは、前回のトレーニング登山で通ったコース。
道もわかっているし、気分的にも、ずいぶん帰ってきた感じだ。
『さあ!もう少し。頑張って行きましょう!』と、隊を仕切っていると、色んな人から、着いていってもいいですか?との申し出。
パーティーで歩いていたけど、はぐれてしまった人。
もう真っ暗で、コース取りに自信のないオバサンパーティー。
突如、おたっしゃ隊倍増。
途中、後を振り返り『皆さん、着いてきてますか〜?』と声を掛けた時、そのにわか隊員達も『は〜い。』と声を出していたのには、少々笑ってしまった。

17時半、最終チェックポイントの東縦走路分岐点に到着。
ここからすぐに、暗闇の登山道、下山コースである。
残り時間5時間10分。
前回のトレーニングの時は、道に迷いつつ3時間半だったので、時間的には、もう問題ないだろう。
19時45分に下山して、阪急デパートで「てっちりセット」を買い込み大宴会の目論見は潰えたが、9時半頃までに下山できれば、ぴりかお亭の近所のミニコープで買い出しができる。
足腰も、まだそんなにヘタっていない感じ。
『実は、けっこう楽勝なんじゃないか?』そんな気さえしてくる。
とにかく、温泉&風呂上がりのビールはもうすぐだ。

しかし、下山ルートは、困難を極めた。
雨でぬかるんで滑りやすい上に、霧にヘッドランプの明かりが反射して、足下が非常に見にくい。
しかも、ヘッドランプに照らされている部分しか見えないので、その先のコースが掴めない。
少し登っていると、このままず〜っと登りのように思えてしまうのだ。
『え〜?こんな登りあったっけ?』そんな事を言いつつ、どんどん疲弊していく。
相変わらず、しょーもないギャグも言ったりしているのだが、キレは悪い。(笑)
トシ隊員は、実は、足の状態がかなり悪かったらしく、じっと黙ったまま黙々と歩いている。
S藤隊員も、足の裏痛がかなり進んだ様子。
ぴりかお隊員は、どうやら、「愛犬チリが、家でカレーを作って待っている」という幻覚が見えているらしく、『チリの尻尾がカレーに入った。』などと言い出すし、ばなじゅん隊員は、突然『Oけいさん(今回不参加の隊員)の分までがんばるど〜!!』と、突然脈絡もなく、雄叫びを上げている。
かくいう僕も、ほとんど空のはずのザックが重く感じて、肩が凝って、かなり辛い。
しかも、大平山を抜けてからの下りでは、つま先まで痛くなってきた。
マラソンでもそうだが、アカンようになってくると、ガクッっと全部がアカンようになってくるモノである。
しかし、ゴールまではもう少しだ。
とりあえず、塩尾寺を目指す。そこまで行けば、もう登山道は終わり。
その下は、最後の難所、舗装路の激下りが待っているのだが、もうそこまで行けば、気合いと気力で何とかなるはずだ。

塩尾寺、甲子園大学前・・・なんだか、意識も朦朧としてきたぞ。(笑)
しかし、もう宝塚の街ももうすぐだ。

そして・・・21時10分。
『ゴ〜〜〜ル!』
やりましたよ〜!!
全行程56キロ、無事全員完歩。所要時間15時間40分!!
とろあえず、完歩の認定証と楯をもらう。
しかしまあ、こんなモンがほしかった訳ではない。
いや、何かが欲しかったってわけではない。
とにかく、僕らは完歩したのだ。
目標に向かって邁進し、それを成し遂げたのである。
ばなじゅん隊員以外は、たいして努力したわけでもないのに、ちと大袈裟なような気もするが、そんな事は、この際まあいいだろう。
とにかくこの達成感!!
いや、どちらかというと、完歩の達成感以外は何も無い大会だったような気もするが、しかしその肝心の達成感たるや、なかなか、かなりのモノなのである。

ちなみに、ゴール後は、張りつめていた気が切れてしまったのか、一同、まともに歩けないほど、足が自由に動かなくなってしまっていた。
もし横断歩道を渡っている時に、歩行者信号が途中で点滅しだしても、これでは絶対走れない。

JR宝塚駅で、今日は帰る事にしたばなじゅん隊員と別れ、僕らは生瀬のぴりかお亭へ。
駅前のコープで買い出しをして、車にて、有馬口の『からとの湯』へ向かい、すっかり芯から冷え切った身体を温め、足をマッサージ。
再びぴりかお亭に戻ったときは、深夜0時前だった。
ビールで乾杯。
皆で健闘を讃え合い、完歩した実感が、じわじわと湧いてくる。
あまりにも、長距離を歩いたからか、今朝5時のスタートの事が、まるで2〜3日前の事のようだ。
ぴりかお隊員は、まだまだ元気に、ウマウマ料理なんかを作ってくれていたが、皆、ビールもそこそこに就寝。
ドロのように眠った。

皆さん、ホンマに、ホンマにお疲れさんでした〜〜〜!!
これで我が『おたっしゃ隊』も、少しはハクが付いたか?(笑)

 

 

 

11月1.2日(土日) 雪彦山〜八塔寺山荘。


やっと11月の日記にまで到達したぞ。
そうなのよ。お察しのとうり、最近はヒマである。
でも、結局、この日記と部屋の片付けで、けっこう忙しかったような・・・。
とかなんとか言いつつ、週末は、ついに『六甲全山縦走』。
貧乏ヒマ無し。(笑)

さて、11月初っぱなは、I上ねーさんの『どこかハイキングににでも〜』という提案を、僕が、せっかくの連休だから・・・と一泊ツアーに拡大して、兵庫県の雪彦山&八塔寺山荘ツアーに行ってきた。
メンツは、I上ねーさんと、S藤氏と僕の、西宮在住ドリカム編成の3人。
他に色々声もかけたのだが、やはり3連休、何かと皆さんお忙しそうでねぇ・・・な〜んて書くと、ねーさんに『え?なに?! 私とS藤君の3人で何か不満なわけ?!』と、速攻でツッコミが入ってしまいそうだな。(笑)

雪彦山(大天井岳)。標高838メートル。
『せっぴこさん』と読む。
この山に登るのは3回目。
アメリカ人で、夢前町で英語の先生をしていたフォンちゃんに誘われて、S藤氏も一緒に登ったのが最初で、実は去年も、おたっしゃ隊で登った。
その時の日記に、この山の事は色々と書いたので、今回は省略させていただくが、 けっこうな岩峰で、コースは短いが、数々の岩場や鎖場があり、まるでフィールドアスレチックのようで、何回登っても飽きない山だ。

8時にJR西宮駅前で皆さんと合流。
さあ出発と思ったところで、僕が肝心の登山靴を、家に忘れてきたのに気が付き、一度家に戻ったりして、登山口に着いたのは10時半頃。
天候は、曇り時々晴れ。
早速登り始めようと準備をしていたら、今度は、『あ〜!!』と、突然S藤氏の声が上がった。
どうしたどうした?と、のぞき込んでみると、何と、登山靴のソールがベロンと剥がれてしまっているではないか。
ソールと靴本体の間のクッション素材の劣化で、最近の登山靴では、古くなると、まあ珍しい事では無いのだが、しかし、S藤氏が何かやろうとすると、かなりの確率で何かが起こる。
昔、一緒にスキーに行った時も、履いた途端、ブーツがパッカリ二つに割れて、一同爆笑した事があったよなぁ。
きっと彼には、異様に強力な笑いの神様かなんかが取り憑いているに違いない。

結局、佐藤氏は、僕の靴(ローカットのトレッキングシューズ)を靴下三枚重ねで無理矢理履き、気を取り直して、11時前頃に、何とか出発。
この山は、距離は短いが急峻だ。
特に、山頂直下は、狭い岩の間を抜ける、ケービングのようなコースあり、鎖場のロッククライミングのようなコース有りのバリエーション豊富で、急な登りも忘れてしまうほどである。
(←これもレッキとした登山ルートである。出口はもっと狭く、ザックを外さなければ通れない。)

何度か休憩をしつつ、12時前に山頂(大天井岳)へ
おにぎりとラーメンで昼食。
紅葉がなかなか良い。
遠くはるか眼下に、ロッククライマーが、岩にへばりついているのが見える。
この山は、ロッククライミングのゲレンデとしても、超有名な所なのだ。

13時頃、山頂を出発。
天狗岩から虹ヶ滝方面へ下る。
しかし、この山は、下りだからといって侮れない。
というか、下りが本番。
直下降の鎖場、岩場の難所が続出。
「雨の日はヤメといた方がい。」とガイドブックに書いてあるのも頷ける。

ちなみに、僕は、かなりの高所恐怖症である。
飛行機は、できたら乗りたくないし、観覧車なんてもってのほか。
梅田スカイビルなんか、下から見上げただけで、足の裏がむずがゆくなってくる。
瀬戸大橋や、明石海峡大橋、 阪神高速の南港へ渡る赤い橋の走行中なんかは、話しかけられても、まともな会話はできないと思っていただきたい。
しかし、何故かこういう山の崖は、けっこう平気。
他の人が、かなり怖がるほどの絶壁でも、あまり恐怖を感じないのである。
これを自分なりに検証してみると、どうやら、自分の足下に空間が空いていると怖くて、固体が詰まっていると、そう怖くないようなのだ。
人の感覚とは不思議なモノである。

というわけで、楽しく鎖場を下山。
15時頃に、麓の雪彦温泉で汗を流し、それから山崎のサティで買い出し。 第二ラウンド、八塔寺山荘へ向かった。

八塔寺とは、兵庫県と岡山県の県境、吉永町に位置する山村である。
奈良時代には、山岳仏教の中心地として『西の高野山』と称されるほど栄えたらしいが、今は、逆に、茅葺きの農家が点在するのどかな所で、一帯が『八塔寺ふるさと村』となっている。
今村昌平監督の映画『黒い雨』のロケ地になった事でも有名な場所らしい。
そして、今日泊まるのが、そのふるさと村の中の泊まれる茅葺き一軒家、『八塔寺山荘』だ。

もう、上も下もわからなくなってしまいそうなくらいの真っ暗な山道をひた走り、山荘に着いたのが、19時前。
管理人のおっちゃんが電気を点けておいてくれるという話しだったが、着いてみたら、真っ暗。
手探りで何とか電気を探し、中に入る。
ちょっとカビ臭いような、土壁の懐かしい臭い。
HPの写真では、リフォームしてかなり綺麗で味気ない内装のように見えたが、いやいやどーして、囲炉裏もあり、かなりイイ感じに古い。
そして、思っていた以上に大きな建物だ。
立派な門構え。庭も広くて、15畳くらいありそうなリビングに、これまた15畳くらいありそうな囲炉裏の部屋。
8畳くらいの和室が4部屋、6畳の和室が1部屋。ぐるりと縁側に6畳くらいの板の間。
別棟の風呂にトイレ。研修室のようなモノまであった。
宿泊定員は15名。食器も布団も、身の回りのモノは何でも揃っている。
こんな所に3人だけとは、かなり贅沢ですなぁ・・・。
すぐに、管理人のおじさんがやってきて、色々と施設の説明をして、料金は前払い。
基本料金が5000円で、あとは大人一人につき2500円也。(三人なので、一人当たり4200円程度、仮に、10人泊まれば一人3000円)
布団を、各部屋に一組づつ贅沢に敷き、囲炉裏を囲んで、今晩のメニューは、すき焼きだ。
その後、ギターを持ち出し、怒濤の懐メロ大会。(最近こればっかし。(笑))
周りに、家が全くと言っていいほど無いので、絶叫レベルで歌っても、何の心配もないのもすばらしい。
ビールと焼酎でいい気分。歌本一冊分を歌い尽くし、就寝。
あんだけ大声で歌ったのも久しぶりだったなぁ。

翌朝は、8時頃に起きた。
チェックアウトは10時。
普段は、昼頃までゆっくりしてもいいらしいのだが、今日は、連休の中日。
次がつかえているらしいので、まあ、しょうがない。
朝食を取って、そうじのオバサンに宿を明け渡し、うまい具合に早朝から降り出した雨も止んだので、 持ってきていたマウンテンバイクを下ろして、近所を散策することにした。
ありふれた表現だが、まるでタイムスリップでもしたかのような、由緒正しい日本の農村風景が広がる。

そもそもここを知ったのは、今、上海で中国人相手に、ねっとり熱く仕事をしているS山氏が、数年前にここへ来て、自分のHPで絶賛していたからなのだが、その時は、ここまでイイ感じとは思っていなかった。
和歌山にも同じように、泊まれる囲炉裏の一軒家『やすけ』というのがあるが、周りのロケーションは、間違いなくコチラが上だろう。
しかも、同じような茅葺き民家エリアの京都の美山ほど観光化も進んでいなくて、まだまだマイナーでのんびりしている。
近くに温泉が無いのが残念といえば残念だが、もしこれで温泉でも有れば、もっと大量の観光客が殺到してしまうだろうしなぁ。
いやあ・・・しかし思った以上に良いところっすよ。八塔寺。

山道なんかも走って、マウンテンバイクを楽しんだ後、昼飯時も近づいてきたので、今度は昼食を食べるべく、瀬戸内海の日生へ向かう。
山から海へ。でも、距離はそうは無くて・・1時間くらいか。
途中、道路マップに、『閑谷学校』という観光地があったので、ついでに、そこにも寄ってみる。
が、またコイツが、思った以上に良かった。(すごいぞ、岡山県!)
『閑谷学校』とは、1666年、備前藩主池田光政が、庶民のために建てた、一大道場(学校)であるらしい。
建物の瓦屋根には、すべて備前焼が用いられ、中国の唐様をまねた石塀など、あまり詳しくはないが、建築的にも、すばらしい完成度。
堂々の存在感を誇る講堂(写真)は、国宝にも指定されている。
普段は、あまりこういう所で、拝観料まで払って見ることはないのだが、ココはあまりの建物の美しさに、思わず入ってしまった。(300円也)
しかも、敷地内の紅葉もイイ感じ。
ねーさん曰く。
『おとなにならないと、感動できないモノって、あるよね〜。』
そのとーりっす・・・。

日生に着いたのは一時半ごろだったか。
海辺の道は、もう11月と思えないほどの暖かさ。
窓を全開。海風。(か・・・かぜ!)(←内輪ネタ)
港の市場の近所の料理屋で昼食。
地の海の幸が、なかなかにリーズナブルだ。
ゲハヘ3人衆は、ウメエウメエとガツガツ食い、これにて今回の超盛りだくさんツアーは終了。

以外と早めに西宮に帰れたので、一度帰った後、自転車で堀江のY田君の事務所での宴会行き、 酔っぱらってヘロヘロになって、家に着いたら日付が変わっておりました。
一方、その頃、ねーさんは、行きつけのヘアーサロンに行き、お気に入りのニーチャンに熱視線を浴びせ、S藤氏は、東京から帰ってきた友人の家に遊びに行き、連ちゃんで泊まりで宴会をしていたはず・・・。(笑)

いやいや、皆さん、お疲れさまでした。
八塔寺山荘、今度は大人数で大宴会っすかね〜!

 

 

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